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ユニクロがセルフレジに行きつくまで

ここ数年で変わった
ユニクロやGUのレジ

商品を入れたら
自動的に合計金額が出ます
しかも瞬時に

世の中に初登場してから
実はもう6年経っています

あのレジは究極な形に
思えます

私が入社した2000年初頭

レジはバーコードスキャン
ではありましたが
ほぼ手打ちに近い
アナログレジでした

同じ商品を
1点買うと590円
2点買うと990円

のようにセット割引と呼ばれる
複数買うことで安くなる
商品があるのですが

そのセット割引対象品は
レジの時に、セットキーと呼ばれる
割引キーを押してから
バーコードスキャンしないと
割引金額でレジ表記されない

つまり
店内にあるセット割引商品は
すべて覚えなければいけない

当然ミスは多発するわけで
お客様から安くなっていない!
とお叱りを頂くこと
何度もありました。。

わたし自身もやらかしたこと
あります

そんな大変な
レジスタッフさんですが
私は一番楽しい仕事だと思います

ユニクロ・GUは
べったり接客をするタイプの
商売では無いので

お客様からみると
店員さん誰とも話さずに
帰る可能性もあるわけです

特にセルフレジになった今は
かなり増えたと思います

スタッフさんが
レジをしていた時には

レジは最後に
お客様が必ず通る
場所になるので

レジスタッフさんの対応や印象で
そのお店の評価を決定づける
最後の砦でした

仮に最後の砦で
お客様にイヤな思いを
させてしまうと
悪い印象が最後に
残って帰られる

反対に
レジの前まででは
イヤな思いをしていたけど

レジスタッフさんの
気持ち良い対応で
挽回させることもできる

野球に例えれば
レジスタッフさんによって

サヨナラ勝ち・サヨナラ負けの
コントロールをすることができる
とも言えます

「レジスタッフは女優・俳優」
「レジは舞台」

そのように考えてました

他にもレジは細かい
テクニックを駆使することで
売上アップも狙うことができる
場所でしたが、

セルフレジでは
そういう小技が
効かなくなった

人との関わり合いが
少なくなったのは

少し寂しい気持ちです

レジ談義は尽きません


20221124より
連続投稿16日目

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