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本には書いていないであろう、ユニクロ柳井社長の話

ユニクロの柳井社長に
お会いした時のこと

直接お会いすると

人間らしさみたいなものを
あまり感じない方でした
(変な言い方ですよね)

徹底したリアリスト
現場・現実・現物にこだわる
とてもとてもシビアな方

私が1を考えている間に
10までを頭の中で
さらに3周分考えている

オーラというかパワーを
まとっているような感覚

それでも人間らしさを
感じた瞬間が何度かありました

最初は入社式の時

当時はまだ世界的企業でもなく
社員数も少なかった

入社研修が終わり
山口にある本社から
配属店舗へと帰る時

柳井さんが一人ひとりと
握手して言葉を交わして下さった

今ではもう考えられないことですが
当時はまだ距離の近さを感じました

次は、店長1000人塾

海外出店攻勢をかけるのに
世界に出ていく人材を育成するため
柳井さんが直接研修を行う

2012年ごろだったと思います

アジア圏やアメリカ
ヨーロッパの一部にも出店をして
会社としても大きくなっていた時代

研修の中で
各店長の悩みに一人ずつ
柳井さんが直接
答えていくパートがあった

こちらは叱られるのでは、、と
ドキドキしてました笑

集められた
30人ぐらいの店長一人ひとりの悩みに
丁寧に答えてくれた

雲の上のような存在になっていた
柳井さんが直接悩みを聞く

ある一人の店長の悩みに対して

「私もそういう経験あるんですよ」と

むかしまだ会社が紳士服屋で
柳井店長だった時代の
失敗話をしてくれた

親近感のある失敗話で
なんかうれしかったです

3つ目はいつだったかの
全体会議

いつもなら数値のことなど
商売について厳しいお話をするのですが

「人間はですね、最後には愛なんですよ」

このような話をされたことがありました
とてつもなく意外性があって

柳井さんから「愛」なんてワードが
出てくることが想像できなくて
なんか人間らしさを感じましたね

どの本にも書いていない(であろう)
柳井さんのエピソード

「自分は元々は商店街のオヤジです」
「それでも世界に出ていける」
「皆さんも大きな夢を持ってください」

こんな話もしてました

最後までお読みくださり
本当にありがとうございます


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