見出し画像

夏休みの計画

大学院2年目の夏休み

今年も夏休みが始まりました。この時期になると家族や就職していった同期からよく「夏休み何するの?」と聞かれます。もっともな疑問です。しかし、私のようなメリハリのない生活を送っている者にとってこうした疑問に答えるのは簡単ではありません。授業の有無に関しては、そもそも夏休み前もそんなに授業があったわけではないので、夏休みに入って授業に関する負担はあまり変化していないかもしれません。それ以外だと、強いていえば学会発表の準備とかやらないといけないかな…といろいろ考えているうちに、「普段と変わらず研究をしている」などと抽象的極まりない返答をしてしまいがちです。
今後同じ質問を受けたときにちゃんと答えられるよう、夏休みの予定を記事として残しておくことにします。

やること①トレーニングコース

生理学研究所が主催するトレーニングコースに参加してきました(7月中の出来事だったので過去形です)。

博士課程での研究では脳機能測定を行う予定です。しかし、このままだと来年度は私が研究室の最高学年となってしまう可能性が高く、近くにいる誰かから手取り足取りMRIの実験・解析方法を教えてもらうのは困難になると思われます。ならば今のうちに最低限の知識を吸収しておこうと、オンラインではありますが1週間みっちりと受講してきました。
新しい技術を習得できたこともよかったのですが、それ以上に、論文に出てくるよくわからない用語の意味が理解できるようになったのがよかったです。安くはない出費でしたが、刺激的なイベントでした。
今年は参加したのは学外のイベントでしたが、大学院生にとっては大学で開講される集中講義に参加することも同等に有意義な時間の使い方だと思います。夏休みだろうが「学び」のない生活など存在しないのです。

やること②学会発表

少なくとも私にとってこの夏最大のイベントとなのが学会発表です。
昨年度は発表をサボってひたすらデータ収集に勤しんでいたので、今年は2つの学会で2件のポスター発表を抱え込むこととなりました。さらにありがたいことに、指導教員からシンポジウムでの発表の機会をいただくことになりました。だからポスターやスライドの準備のために今月はなかなか忙しいです。とはいえ、1年間も温めてきた内容なので、話すべき内容がある程度頭に入っているのは幸いです。
学会に関して一番楽しみなのは、なんといっても観光です。と言ってしまうのは意識が低いでしょうか。でもせっかく自費で遠くまで足を運ぶのだから、旅行を楽しまないわけにはいかないです。今年参加する2つの学会のうち1つは函館で開催されるので、1週間がかりの大旅行です。ただその分交通・宿泊の手配が面倒くさくて困っています。はやく宿とらなきゃ…。

やること③プログラミング

心理学を続ける限りプログラミングから逃れることはできないので、これも今のうちになんとか技術を底上げしておきたいと勉強を始めました。というのは建前で、実際は単に面白い遊びを思いついたのでやってみたくなっただけです。目的のないプログラミングの勉強なんてできたものじゃないですからね。
具体的にはpythonとHTMLの基礎が習得できればいいなと考えています。ちょうどどちらも来学期からの実験で使うかもしれないので、趣味と実益を兼ねた試みということになります。お遊びプログラミングが成功したらその内容を記事にできればと思います。

まずは…

研究にせよ趣味にせよ今年の夏休みは例年以上に忙しくなりそうです。とにかく、まずは生活習慣を整えることから頑張っていこうと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?