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一足先に春を愛でる。菜の花と大葉のボンゴレ・ビアンコ。 馬鈴薯のフリットと共に。
お正月のこと、初春って言うの、なんとなく違和感ありません?いえ、まだ厳冬だったりするのにって。どこが春やねん、と。良く考えたらもともとは旧暦だから、1月下旬から3月上旬くらいで、これから春になるっていうのも納豆食う、じゃなくて納得ですね、ってどんな変換しとんねん(笑)。中国とか台湾のように旧暦のままで祝った方がらしい感じが出るのかも。
と野菜売り場に行ったら、立春前なのにもう菜の花がお安く出てて。温暖化の影響もあるのでしょうか。で、まだ寒い日が続いてますが、気分だけでも早春っていうことで菜の花を使ったお料理を、っていつもながらのパスタですが(笑)。いい加減パスタ以外にも何か作らんと、ご覧いただいてる皆様に見放されてしまうかも(泣)。ま、食べる方は飽きないのですが。
菜の花のほろ苦さと相性がいい、といえば浅蜊なのと、いつもお世話になってる浅蜊屋さん、ちょっとご無沙汰してたので、ボンゴレ・ビアンコで併せることに。もう少し香りがあっても、ということで大葉も加えて、の今日のお話です。
パスタを作る
ボンゴレ・ビアンコは優しい味わいなので、今日はパスタもすこしもちっとした優しい味わいにすることに。00粉とデュラム・セモリナ粉=3:1で。
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ソースを作る
ベースはいつものアーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ。これだけでも美味しい、って言いながらこれだけで作ったことなかったかも。シンプルだから意外に難しかったりしそう。お店でもパスタ炒めになってること良くありますし。
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浅蜊と白ワイン1カップ入れて強火にして蓋。シュワワ〜っと沸騰してきて、浅蜊さんが”あちーぞー”っとお怒りになって口を開いてきたら、火を止めて。浅蜊は殻を外して身だけに。どうもフォークだけで殻から身だけ取るの苦手なのと、菜の花とかと和えると殻に持っていかれてしまうので。ま、殻ごとでパスタまで入れて煽ると大変だし、これやるとフライパン傷だらけになるし、って以前ダメにしたことあったので。やっぱりプロのようにアルミかステンのフライパン買わんとだめかしらん。
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菜の花は、火の通りを同じぐらいにするのと、パスタとの絡みが良いように切って。紫蘇は浅蜊の身とオリーブオイルで馴染ませておいて。
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大葉も、もそもそしなくなります。
馬鈴薯のフリット
これは男爵芋か北あかりがいいですね。オリーブオイルが勿体無いので揚げる勇気はありまへん。で、揚げ焼きに。大蒜とローズマリーの風味移したオリーブオイルで、煽りながら火を通して。狐色になってきたら、余分な油をキッチンペーパーで拭き取って、塩胡椒で仕上げ。このやり方だとじんわり火が通るせいか、お芋の甘さがしっかり出るような気がします。
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パスタの仕上げ
生パスタは1〜2分で茹で上がるので、茹でる直前に温めたソースに菜の花入れて。パスタを海水くらいに海塩入れた湯で茹でて、湯切り。温めておいたソースに入れて、弱火で煽るようにしながら味をしっかり纏わせて。最後に取り置いた浅蜊のマリネを入れて全体を馴染ませたらできあがり。
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あとがき
大葉の香りと菜の花のほろ苦さがいい感じで、早春らしい一品に。浅蜊はまだ旬ではありませんが、十分な仕事してます。パスタも00粉使ったので、すこしもっちりしたコシがあってこれもいいバランスでした。。。そういえば由緒貧しいご幼少の砌、苦いの苦手だったなあと。蕨、薇、蕗の薹とか。いえ、春先になるとこんなもんのオンパレードで、これに酸っぱくなってきた沢庵とか白菜漬けとか。今考えると贅沢ですね。ほんま、えらいお値段するんで、道の駅とか行った時でないと買えまへんが(泣)。
今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
明日からの日も素敵になりますように。
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