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引き算の結果のキムチ入りのミルフィーユ鍋

ふと、ですね。生パスタなどご紹介していて、これって、誰の参考にもならないんではないかと。ええ。真似したいと思う貴徳な方はほとんどいらっしゃらないのではないかと。
絶滅危惧種の珍獣をご覧いただく気分で、へぇ〜とかほぉ〜、というのはありそうな気が致しますが。。。と、今頃気がつくおおぼけ。

ま、爆走と申しますか、暴走は暴走で、ありがたいことにお楽しみいただけているようなので、これはこれとして続けてまいります!ていうか、これがわたくしの命、存在意義(おおげさ)ではありますので、極めてまいりますが。

ということで、たまには、ふつーな、知っている方も多いかな〜な感じの鍋。
ですが、そこは掘って掘って地球の裏側までいっちゃう系のわたくしでございますので、いきついた作り方など。

もともとは妹尾河童さんが書かれていた白菜とバラ肉の鍋で、鍋には下味つけないで、ごま油と塩でいただくもの。

うちの好みに併せてアレンジしていったものでございます。寒くなると、ほとんど週一でつくってる、というかリクエストされる食べ飽きない感じの一品。

材料(4人分)
・白菜1/4カット
・豚肉薄切り(バラ肉でも)
・ニラ
・白ネギ
・きのこ
・キムチ
・生姜 ひとかけ
・塩

まずはお肉の下拵え。キムチを刻んだのとすり下ろした生姜を肉に擦り込む。30分くらい寝かせて。生姜で肉やわかく&風味付する作戦。バラ肉やしゃぶしゃぶ用の薄い肉ならこのプロセス飛ばして。

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↑ラップしてしばらくおやすみいただく

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↑きのこは1日くらい陰干しして旨味と香りをぎゅ〜っとさせて。今回しめじ、舞茸、エノキで。食べたい時が作りどき、の時はここは飛ばして。

白菜と下拵えしたお肉を交互に重ねて、ちょっとむぎゅーっと抑えて、鍋に入る高さに切って。で、鍋にむぎゅーっと詰め込んで。

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追いキムチ真ん中につめつめ。ちょっと薔薇みたい???ベルサイユの肉ばら、、、全然素敵でない。。。ファンに怒られそう。

水と塩入れて、くつくつ。煮えてくると白菜小さくなるので、ちょっと脇によっていただいて、ぎゅぎゅっとキノコつめつめ。キノコはしめじ必須で、他はお好みで。

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白菜が透明になってきたら、ネギとニラ(あれば)も切って。ちょっと脇によっていただいてつめつめ。

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これだけで、なんてことない鍋でございます。そこそこキムチ入れてますが、白菜の甘味でそれほど辛く感じません、で、うちは具入りラー油か豆板醤足してます。辛いの苦手でしたらごま油たら〜で、風味付けしてもおいしゅうございます。
初め、出汁に凝ったり、いろいろ空回りしてて、引き算して、キムチから出る旨味、白菜から出る甘味、肉から出る出汁。これだけにしたら、一番おいしくなって、最後まで食べ飽きない味に。きのこやニラはなくて大丈夫。
これ外すと味になりまへん!なこだわりポイント3つ。
・水から煮て、白菜は透き通るまで煮る。
・キムチは賞味期限(消費期限ではありません。念のため)ぎりぎりか過ぎて、酸っぱ〜い、になったもの。うちは冷蔵庫に3つくらいは常時ストックしてあって、古いものから。酸っぱくなるくらいの方が乳酸菌くんがいろんなおいしいものたっぷりつくってくれてるので。
・塩は海塩か岩塩。塩だけで味付けするので、大切。
冬以外で食べたくなったら、キャベツで。そういえば、福岡の水炊き、キャベツ使ってますね。

すこし食べたら冷凍うどん入れて。春雨でも。
最後は、ごはんちょろっと入れて、ちょっとくつくつ。火を止めてから溶き卵たら〜といれて、ふわっと混ぜて。おじやというより、とろみがついた卵スープのようなものでシメ。これ、けっこう絶品。アクセントに柚子胡椒入れても。
お腹いっぱいでも必ず、な感じ。

人数多い時は、シメは我慢して、切って下茹でしてしめた豆腐、豆板醤入れて炒めたひき肉加えてちょっとくつくつ、水溶き片栗粉と花椒挽いたの加えて、麻婆豆腐+ご飯に。これもマジやばのレベル。

、、、ふつうのもの書いたら、文章もふつうになってしまった。
こみ上げてくる熱いものが足りない感じ。筆というかキーボードが走らん。
やっぱり、ブォンブォン言わせながら暴走していた方が良いかしらん。
いえ、ご迷惑でなければ、ではございますが。

今日も最後までおつきあいいただき、ありがとうございます。
明日の一日が素敵でありますように。

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