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レシピを書いてみました。パスタ編

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ほんとにゆっくりとですが、チャレンジしてできるようになった料理。その時々に作ったものを残してみたいと思って始めたnoteです。パスタを中心としたレシピ、少しづつ載せていきます。
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#フェットチーネ

漁師風と猟師風の共演。ちょっと早めのクリスマス???

う〜、世間ではツリー飾ったりイルミネーション輝かせてたり、クリスマス一色になっていて。今年は土日と重なってるから、すごいことになりそう、ていうことで人混み苦手なんでちょっと早めにぽい感じにしようかな、、、と思ってたら、「鶏の気分じゃない」との御宣旨。加えて、以前買って冷凍しておいたパンチェッタ、ぼちぼち食わんとね〜、な感じになってて。という大人の事情で、あんまり変わり映えのしない感じではありますが、材料費はいつもの1.5倍くらいかけて贅沢にして、一応いそいそと遠出してケーキな

法蓮草とカッテージチーズのラビオリトマトソースと春菊入りのボンゴレ・ビアンコ

暖かな日が続いてたと思ったら急転直下の冬日。ほんにジェットコースターと言うか誰かさんのメンタル並みに乱高下してますね。みなさま体調などお気をつけくださいませ。気候は不安定ですが、作るものは安定、というか相変わらず変わり映えも映えもないお料理しているこのごろ。ほんに、料理は創造だ!爆発だぁ!って偶には暴走したいのではございますが、そこはそれ、大人の自乗、9^2で81、じゃなくて事情はきちんとわきまえるのが調理人の務め。ということで、常連の方々におかれましては、また〜、ではござい

フェットチーネのサルサ・ポルポ・バジリコ・エ・セダーノとファルファッレ・リガーテの茸ベーコンチーズクリーム

長い寒ね、ちゃう、サムネで失礼いたしました。さむ〜いギャグではございませんので。ほとんど落語の寿限無みたいですね。寿限無寿限無五劫の擦り切れ海砂利水魚の水行末風来末雲行末、ってwww。あ、これ呪文のようで全部ちゃんと意味があるみたいです。って、閑話休題。ちばっとはイタリアっぽい名前にしてみようか、なんて思ってしまったもんで。ちゃんとなっているかどうかはわっかりましぇ〜んですがw。このへんは本場で修行されたmamigeさんやシチリア在住のkaorina091さんにお伺いしないと

春のパスタ二品。ファルファッレ・リガーテのレモンクリームと春メーゼ・ボンゴレ・ロッソ(?)

前口上 寿限無寿限無五劫のすりきれ、って何の話やねん、ってなんか呪文のような長い表題になってしまったな、って思うたら頭ん中よぎったのがこれで。エクスペクト・パトローナムなんてのもありますね、、、、頭が春ちゃうん、と思し召しのあなた。正しゅうございます。もう春爛漫満でランランしてて。もう美味しいものたくさん出てきてますしね、って結局食い意地で生きてますんで。だから血液胃に取られて頭に回らなくなってるという噂も(泣)。  ほんとはですね。イタリア地パスタ第二弾やろうと古酒坦々麺、

ひらめきはみなさんの記事から。フェットチーネを牡蠣の焦がし葱ソースで。

 ここんところですね。note友の餃子さんの牡蠣攻撃(?)が続いていて。  裏飯屋じゃなくて裏山椎茸、牡蠣食べたい熱が暴走し始めてて、かき厳禁、燃えやすいんだから、火がついて、爆発したらどないすんねん、なんて(笑)。ま、すでに爆発してるという噂もございますが。料理は爆発だ〜、ってイカの天ぷら、皮剥かんとほんまに爆発するんですね©️ケイチェルおじさん。noteって勉強になります。プロだと当たり前でスルーするとこととか、失敗しやすいとこ教えていただけるんで。  と、もう恒例にな

一足先に春を愛でる。菜の花と大葉のボンゴレ・ビアンコ。 馬鈴薯のフリットと共に。

 お正月のこと、初春って言うの、なんとなく違和感ありません?いえ、まだ厳冬だったりするのにって。どこが春やねん、と。良く考えたらもともとは旧暦だから、1月下旬から3月上旬くらいで、これから春になるっていうのも納豆食う、じゃなくて納得ですね、ってどんな変換しとんねん(笑)。中国とか台湾のように旧暦のままで祝った方がらしい感じが出るのかも。  と野菜売り場に行ったら、立春前なのにもう菜の花がお安く出てて。温暖化の影響もあるのでしょうか。で、まだ寒い日が続いてますが、気分だけでも早

北海蛸で、溺れた蛸のミナゴロシ ふたたび。

 松の内も過ぎたばかりというのに物騒なお題で恐縮です。いえ、ぼちぼち蛸のパスタを所望する、との詔がございまして。ということでふたたび。  以前ご紹介した、蛸のラグー、ポルポ・アフォガードって呼ばれてるの、まんま訳すと溺れた蛸ですよ。もうこのネーミングのセンス、大好きです。そういえば豚さんがポルコでポルコ・ロッソで紅の豚、蛸さんも茹でて紅くなるとポルポ・ロッソなんですかね、由緒貧しい山育ちで昔は酢蛸が普通で、あれなぜか紅色でしたけど、ってどうでもいいですねwww。で、本物は蛸一

またまた時短メニュー 牡蠣と春菊のペペロンチーノをフェットチーネで

前口上自分で書いておいてなんなんですが、呪文のような表題。寿限無寿限無なんて落語があったような、五劫の擦り切れ、って別に呪うわけではありません。ま、わたしは生パスタの呪縛にとらわれてるって噂もありますが。ベタに書くと、牡蠣と春菊のニンニクと鷹の爪で風味づけしたオリーブオイル煮で和えたきしめんのような幅のパスタ。う〜ん、やっぱり雰囲気がでませんねぇ(笑)。 このご時世でしばらく行けてない石巻や女川。十年一日とは言っても、まだまだ震災の爪痕は残ってて、特に人の復興と言って良いの

忙中閑あり?時短のローマ風カルボナーラ

ご無沙汰になってしまいました。 昨年前半のひま〜な分が全部降ってきた感じで。 これに加えての事務作業。昔っから数字に弱いわたし。 歴史年号おぼえられなくて歴史テストは苦手だったり。 歴史そのものは好きですが。ペストがヨーロッパに蔓延した時のベネツィアの対応とか今の防疫体制の原型かも、って思ってったら、検疫の語源が入港する船を40日間留め置いたことに由来するquarantineだって、なんて面白いですね。。。面白くない、、、とよしなしごとはおいといて。 もう少し七転八倒七転八

浅蜊屋さんの心意気に応える和なボンゴレビアンコ

いつも買っている浅蜊屋さん(浅蜊中心に貝しか売っていない)、朝一にいくと、かちかち、と浅蜊同士をかるく打ち合わせして、音で生きているか死んでいるか確かめていて。これまでほとんど毎週のように買っていて、砂を吐かれたことが一度もなく。死んだ浅蜊が入ってると、ほんと、泣きたくなりますね。一度濾さないといけなくなるし。以前スーパーで普通に買っていた浅蜊、砂だらけになることがよくあって、しばらく浅蜊使わなくなったこともありました。 今日も、前通りかかったら、”今日はいい浅蜊入ってるよ

フェットチーネの海老とアボガドを加えたジェノベーゼ フライドポテト添え

前口上生パスタ、ずっと作り続けていて、昨年の秋くらいから、ソースに合わせて、風味、歯切れ、もちもちかシコシコか、つるっとさせるか少しざらっとさせるか、など試していて、やっと少しコツが飲み込めて来た気がしますって、あいかわらずのパスタフェチ。 シェフやイタリア伝統のレシピとか見ていると、この微妙な違いを使い分けていて、味わいを深いものにしていると。ほんと、パスタの作り方、粉の種類、オリーブオイルを加えるか否か、水で作るか卵か、これに練り方や伸ばし方、厚み、幅、形と無限の組み合わ

ひねりを加えたトロフィエ バジルソース

序章 反省だけなら猿でもできるひとつひとつ手作りするパスタはイタリアマンマの味。で、やってみたら難行苦行の二時間生地と格闘。いつから格闘技になってしまったの、パスタ作り、な感じに。 ふつーならここでいやになってやめるところを、むくむくっとやる気がでてしまう、変態なわたし。手が忘れていないうちにもう一度チャレンジしてみようと思ってしまったのでした。 頭ぶつけるの好きな(?)私でも同じ轍を踏むのは避けたく、って別のところにぶつけたりしてますが。反省してても仕方がないので、まず

鯛とパスタと 魚料理ことはじめ 阿の章

昨日こんな投稿させていただいて。 題でお気づきのとおり、次の章がございますので、お答えは明日にでも。 起 魚料理ことはじめ由緒貧しい山育ちのわたし。魚料理に馴染みがなく。なんせ、御幼少のみぎり(笑)は酢ダコと干物だもんね〜。 初めて食べた魚飯の衝撃。っていうか魚をご飯に入れて炊く、というだけで目が点。鯛茶漬けなんてほんとに眼から鱗。こんな豊かな食べ物があるのか、の驚き。で、そろりそろりと鯛飯とか初めたぐらい。 Kaorina091さんが作られていたお魚のオーブン焼きと

序の章 トリコロールなパスタ 漁師町のマンマ風

もっと愛をnote初めて3ヶ月。たくさんの方の素敵なnoteの世界。どんどん広がって。知らない世界へと誘ってくださっって。同じ世界のすみっこにいられる幸せに、しみじみ。 創造の天使、怒涛のアイディアと美しく繊細な料理をパリの香りとともに届けてくださるユイじょりさん。 シチリアの爽やかな空気と風をさりげない日常とともにセンスあふれる文章で伝えてくださるkaorina091さん。 美の世界にお住まいなのに、美味しいもの食べるためにダイエットしてるの!とイケメンなお言葉。優し