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【資格試験】G検定に合格した話

このテキスト書くのも大分久しぶりであるが、タイトルの「G検定」なる資格試験を受けてみた。

1.G検定の趣旨と受けた動機

そもそもG検定とは何であるかということだが、

ディープラーニングの基礎知識を有し、適切な活用方針を決定して、事業活用する能力や知識を有しているかを検定する。(出典:一般社団法人日本ディープラーニング協会)

ということである。

(あまり言い換えていないが)AIの活用、デジタライゼーションが声高に叫ばれている昨今、機械学習/ディープラーニングに基礎素養を備えてそれをビジネスに的確に活かしましょう、その知識や能力を確認しますよ、という試験である。

そして、なぜ私が受けたか、ということであるが、
率直に言って私は会社の推奨資格となっていたためである。
今の仕事にダイレクトに関わる分野ではないけれど、今後の自身のキャリアを考える上では決して無駄ではないと思ったので、受けてみた次第である。

2.自分の知識のバックグラウンド

一応書いておくと以下。元々AIとか理系の知識になじみがあったとか、そういうことは全くない。

・大学は文系学部卒(法学部)
・会社は金融系に新卒で入社し、年次は入社一桁(要は入社9年目以下。中堅としての振る舞いを求められているが、レベルは浅い)。
・営業や本社企画業務を経て、現在はシステムセキュリティを推進(要は色々な部署を経ている、専門性が掘り下げられているかは怪しい。セキュリティの知識深化を今は頑張っている)
・AIや統計等、其れっぽい知識は新聞や雑誌で吸収していたレベルで、大学で興味本位でも授業では取ったことない感じ。

高校レベル(大学受験レベル)の記憶だと、数学は毛嫌いをする分野ではないが、大学以降は如何せんこの分野にはほぼ触れていなかった文系、と思っていただければ。

3.勉強時間と勉強法

会社で推奨されているとは言いつつあまり勉強のやる気は出ず、開始したのは試験2週間前の7/3(ちなみに試験は7/17)。
以下の書籍を購入し、勉強を開始。

試験まで時間が無いこと、効率的に資格試験を攻略するために、まずは問題を解いて、分からない部分を読み込んで記憶する戦略を採用。

この書籍は試験を主催している日本ディープラーニング協会が推奨しているっぽいのでまあ間違いはないだろうということで相棒に採用。
問題集とは言いながら、用語の解説等割と充実しているような印象を受けたので、この問題集を兎に角読み込む方針で臨んだ。


ちなみに、問題集と対になる(?)公式テキストも以下の通りあるので、手元に置いておくのは良いかもしれない。

私は最初、下調べをせず問題集を兎に角丸暗記するつもりで勉強したが(勉強としては問題集を1週間で4周した。本当に丸暗記するレベル)、なんとこのG検定、基本的に書籍は持込可(参照可)かつ、インターネットで答えを検索して調べることも可能、ということを試験1週間前に知って、試験勉強のモチベーションを失ってしまった(苦笑

なので、私は問題集のみを購入して勉強したが、公式テキストの方も試験の際の参照用として手元に置いておくのは意義ある使い方だと思われる。
ちなみに勉強時間はトータル20時間弱だったろうと思う。

そして試験。意外に時間は無かったものの、何とか全部の問題を回答し終わり結果合格。

4.小括

ネットを見ると合格率が割合高めだったり、簡単な試験と誤解される方も多いかもしれないが、内容自体は結構難しい内容/専門的な事柄の理解を求められており、いかに持込可と言ってもある程度理解していないと受からない試験。
そして内容的にはAI/機械学習の基本的な理解の定着を確認することが出来るので意義は小さくないし、現実のビジネスにいかに応用していくかという観点で問題が作られており、理論のみ先行、ややもすると机上の空論のようになっている内容でないことは好感が持てる(だからこそ様々な企業で推奨されている資格なのだろうと改めて思う)。

AIやデジタライゼーションを推進しているような企業、その社員、そしてそれらを推進しようとしている日系大企業を受ける学生たちにはお勧めの資格の一つと言えると思う。

私もこれから引き続き精進していきたい。。

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