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創作をしたければ創作をするしかないと思った話
この文章の目次
・前置き
・量をこなすことの大切さ
・スタートラインにすら立てなかった絵描きのお話
・まとめ
・前置き
皆さんこんにちは、CYLTIE.です。最近何かとしんどいです。しんどい原因はわかってるんだ、寝れてないからだ。あんな文章を書いておきながら、1週間も続かなかったとは何事か! 三日坊主! ハゲ!
……ところで皆さん、創作してますかー? 小説、イラスト、音楽、コラム、エッセイ、その他造形物、作ってますか?
私はというと、趣味で音楽を作っているものでして……。それでまあ、創作は楽しいよ!って胸を張って言いたいところなんですが、正直な話、しんどいとかめんどいみたいな側面もあります。どうにかして、少しでも楽しいものにしたいけど、どうすればいいのかわからない! 頭打ちになってしまったのです。
それで、その辺1回考えてみようってことで、「DTMって何が楽しいの???」という文章を書きました。結局解決できてないんですけど。
あれから、ぼんやりともう少し考えてみたところ、楽しさ云々ということではないけれど、創作において大切なことがちょっとだけわかってきたので、書いておきます。わかってきたというか、これは往々にして言われていることではあるんですが、自戒の念を込めて書きます。これを読んでいる方は、何かの参考になれば幸いです。
・量をこなすことの大切さ
創作においては、「質より量をこなせ、質なんて後からついてくる」といったことがよく言われています。これはそのままの意味です。こんな文章書いてる暇があったら、曲を作りなさいよ、というお話なのです(自分に向けて)。
ところが、中途半端にクオリティを気にしてしまう私みたいな人は、この量をこなすということが出来なくなってきます。ああじゃない、こうじゃない、いやいや、これも違う……。と、自分が思い描いているイメージとはまるで違う音、展開、メロディ……etc. もっとできるはず、もっといいものが作れるはず……と。そこで立ち止まってしまい、結局進捗がない。……ダメですねぇ! これでは、何もしてない一般人と、なんら変わりはありません。進捗がないのだから、作ってないのと一緒。ちょっときついこと書いてますが、一番ダメージを背負っているのは、これを書いている私自身ですので、読んでる人はご安心ください。
・スタートラインにすら立てなかった絵描きのお話
話は変わって、私がイラストを書こうと思っていた時期の話をしましょう。
今から大体1年半ぐらい前でしたか、その当時なにかとマンネリを感じていた私は、ちょっと別の趣味を持ってみようということで、イラストを描いてみよう、と思い立ちました。楽曲のジャケットとか、こういったSNS系のアイコンとかのイラストを、自分で描けるようになれればな、という思惑もありました。
デッサンの本とか、ペンタブ(板タブとか言われているやつ)を買ったりとか、基礎練習と呼ばれるもの(真っ直ぐな線とか〇とかを書く練習)をやってみたり。
……で、とりあえず顔を書いてみよう、ってことになったのですが……。 うん! うまくできない! 下手すぎて目も当てられない! 当たり前ですけど。
……そりゃあ、何も知らない人が顔を書こうとするなら、うまくいかないのも当然です。それでも、「ああ、自分、やっぱり駄目だなぁ。思った通りの絵は書けねぇや……」と思ってしまい、それを最後に、自分が絵を描くということはしないまま、今に至ってます。
(その時書いた顔のようなもの。顔だけでも、最後まで書ききっておくべきではあった)
この経験からわかったことは、創作系の趣味を持つとき、まず最初にするべきことは、今の自分の実力がこれくらいなんだと、ありのままの自分自身をしっかりと見つめて、認めることなのだと実感しました。勉強するとか、知識をつけることではなくて、自分の今の実力と向き合うこと。下手くそでなんぼってやつですね。
その上で、それを無下にけなしたり、バカにしたりせず、かといって過剰に誇ったりもせず、ひたむきに、でも楽しく物を創って完成させること。うまく行かない部分とか、納得いかない部分とかも出てくるかもしれないけれど、それも含めて自分の実力と割り切って、量をこなす。これが何より大事なのだなぁ、と思います。「未完成の俊作より、完成した駄作」とはよく言ったものですね。
ただ、やはり普段からイラストとか曲とかに触れていると、自分をけなしたりしたくなっちゃうのも無理はないと思ってます。というか自分がそうなので……。この辺の割り切りはむずかしい。研究対象として触れることが出来れば、少しはそういうのもなくなったりするかも……? そういう意味では、創作に関しては、憧れを持たない方が、精神的にもいいのかもしれません。
・まとめ
さて、いい感じになってきたのでまとめに入ります。
「自分の実力を無下にけなしたり、バカにしたりせず、かといって過剰に誇ったりもせず、ひたむきに、楽しく物を創って完成させること。未完成の俊作より、完成した駄作である」
とにかく作りたければ作れー! 完成させろー!っていうお話でした。この文章なんかもそうですね。まずは最後まで書ききること。これは意識していこうと思います。
これ以外にも、締め切りの話とか、切っても切り離せない承認欲求の話とか、いろいろ考えておきたい話はあるんですが、なんか頭がパンクしそうなので、この辺にしておきます。
とりあえず、がんばって曲を作ろう、と思ったCYLTIE.でした。もちろん、このnoteでの文章もちょっとかんばってみます。それでは~。