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5.第一子が産まれてからの生活と心身の変化 pt.1

無事に出産を終え、帰宅したゆるさん(妻)とベイビー。初めて我が子を抱いた時は感動と興奮と同時に身が引き締まる思いがした。姪と甥が9人いるので、赤ちゃんを抱く事自体には慣れてはいたが、家族として我が子と生活する事は初めてなので、お子さんとの生活を経験している先駆者たち同様に、今までの1日単位で区切られた生活ペースの変化に慣れる事から始まった。

今の仕事を初めて5年。育休に入ってから一週間。24時間単位の生活ペースは自分では割と上手く作れていた方だとは思う。個人差はあるが、ベイビーはこの24時間を12分割くらいにして睡眠、授乳、排泄を繰り返しているので、このペースに自分が順応するのに、1カ月くらいの時間を要した。

癒しと寝不足の世界の幕開けだ。

また、母体であるゆるさんは、日毎にその精神状態と肉体の変化を経験しながら、昼夜構わず約2時間おきに訪れる授乳を行い我が子の変化にセンシティブになった。一言で言うと初めて訪れた育児に対して不安定な状態だ。

この産後初の検診までが男親の役割がとても重要だと感じた。ゆるさん(妻)は不安な事を調べるためにネット記事を読む。センシティブになっている時は産後にかかわらずマイナスの情報に影響されやすいので、自分の立場で現状を見て一緒に感じ、考えてあげれば母体も安心する。これを繰り返している内に冷静さを取り戻していった。

うちのベイビーは退院直前に体重の増加が少なく、ゆるさんは不安を抱いていた。退院後2週間で検診を受けるまで、実家の母が用意してくれた体重計に載せ毎日体重を測っていた。

ある日、体重が減っていると泣きそうになっているゆるさん。

「いや、母乳もしっかり飲んでいるし、そんなはずはない」とあけぴ。冷静に前日の状況との比較を行うと、着ている服が一枚少ない。

昨日と同じ状態にして体重を計る。ほら、40g増えている。健康だね、大丈夫👌

ゆるさんほっとする。

またまた〜作り話でしょ?と思うかもしれないが、ほんとにこんな些細な事に気がつかないくらい、ネガティブゾーンに入ったりするのである。

日本は義務教育中の制服文化等からの影響もあり、平均値や他者と同じという価値観に安心感を覚える人が多い。あけぴ(夫)はその辺の価値観が少し曲がっているみたいなので、個人差や人それぞれのペースを大事にしてあげたいと意識的に考えて行動するようにしている。

ただ、こういった冷静さを保ち、夫婦の役割を果たして家族間のかけ算をしていくには精神的余裕が必要だ。もしも育休中でなく、仕事をしながら同じ事ができたか?と聞かれたら自信を持って首を縦に振ることは簡単ではなかっただろう。

他にも、モロウ反射や、乳児脂漏性湿疹、母乳の量などに不安を感じ、感情的になる母体。この時こそ最初の活躍の時と、男親は冷静に、優しく、不安を共に解決していってあげて欲しい。

この不安定な時期を通過したゆるさんは、どんどんポジティブになり、母の強さと愛情を余すとこなくベイビーに注いでいくようになった。

初産は初めてのことが多く、不安や心配ごとがついて回る。夫の役割は、その精神状態に寄り添って、優しく冷静に一緒に考えてあげることが重要。不安が拭えないなら、産院や病院の助産師さんや育児経験のある家族や友人に連絡すれば何がしかのアドバイスをしてくれるだろう。一人で悩まずに周りの力をかりる自分を認めてあげて欲しい。そして男親はその助力になる必要がある。

次回は年齢も影響して訪れた腸活の重要性についてあけっぴろげにゆるゆるやってみっか!



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