見出し画像

【開催報告】サイボウズの楽校 活動報告会 VOL.1を開催しました

東京・吉祥寺にあるフリースクール(オルタナティブスクール)「サイボウズの楽校」は、現在小学生のお子さんを対象に授業を行っています。

この活動報告会は、考えながら走りながらアップデートしているサイボウズの楽校の、まさに「今」をありのままに伝える場にしたいと考え開催しています。
今回はVOL.1ということで初回なので、サイボウズの楽校がどう立ち上がってきたのか、という部分をメインにお話をさせていただきました。
この記事ではVOL.1でお伝えしたことをテキストでお伝えします。

下記の3つのフェーズに分けてご説明します。

◾️ 3rdschoolとの出会い前
◾️ 出会い・準備期間
◾️ 開始〜
◾️ 次回について

◾️ 3rdschoolとの出会い前

ープロジェクトのスタート

2022年1月に、サイボウズの融資メンバーで「サイボウズらしいワクワクする学び場を創ろう」プロジェクトがスタートしました。

学びや学校に関心があるメンバーが部署を超えて集まりました。

ー実はこれまでも学校や教育現場に関わる活動がありましたが・・・

サイボウズはIT企業なので、「プログラム教育」という文脈で声をかけていただき、自社製品であるキントーンを使ったコンテンツを提供したり、
経産省の「未来の教室」実証事業で教育委員会と一緒に事業に取り組んだり、長野県にあるイエナプランの小学校である大日向小学校にキントーンを活用した学校運営を支援したりなど、
学校現場をいろんな形でサポートをしてきました。

それらの活動を通して見えてきたのは、すでにとても頑張っていらっしゃる先生や教育委員会の姿でした。
一方で不登校のお子さんが増えていることも耳にしていました。

では、私たちができることは何か?
私たちが学び場を作ったらどうだろうか?
そんな思いが生まれました。

ー繋がりがある学び場との共同活動の中で、どんな学校・学び場を作ると良いのか研究を重ねました

横浜市鴨居中学校にある和みルームとは、月1回訪問させていただきつつ、サイボウズのキントーンを活用してオンラインでのコミュニケーションも重ねました。活動の詳細についてはぜひこちらもご参照ください。

オンラインのフリースクールであるSOZOWスクールと、キントーンを活用したプロジェクト学習を支援しました。活動の詳細についてはぜひこちらもご参照ください。

その他にも、学び場の活動をいろいろと視察させていただきました。

◾️ 3rdschoolとの出会い・準備期間

ー2023年8月、先生の学校 三原菜央さんに繋いでいただきました

三原さんには6月から「サイボウズが学校を作る」というプロジェクトをリードしていただいており、
実は学び場の視察のアレンジなどもしていただき、「どんな学校を作るのか」を一緒に形づくるお手伝いをしていただいていました。
その中で一緒に生み出してくれた「わたしも、あなたも楽しい」という言葉。これが今のサイボウズの楽校を支えるコンセプトになっており、私たちが大切にしている言葉です。

2023年9月から3rdschoolと協業をスタートしました。

9-12月の3ヶ月を振り返って、慶徳さんから一言いただきました。
「この活動だけしているわけではなく、もともとある事業もあるので、それらを一緒にやっていくことが大変でした・・・。
それもありつつ、カリキュラムづくりのために学習指導要領をとにかく読んで作るという作業を、睡眠時間を削りながらとにかくやったという感じです。
ただ、僕たちも学校づくりを実際に計画していた時期があったので、その時に考えていたことを元ににカリキュラムを作りました。逆にその元となるものがなければ難しかったですね。」

できたカリキュラムがこちら。どんな狙いを持ってこのカリキュラムを作ったのかは、こちらの記事をぜひお読みください!

◾️ サイボウズの楽校 開始

ー0期プレ体験(2023/12)

2023年12月14日から5日間のみ開催する「0期プレ体験」を実施しました。
子どもたちが安心安全に過ごせる場にする、そのために運営チームも時間にも場にも慣れていくことを目的としました。
詳細はこちらの記事をぜひお読みください!

ー0期(2024/1-3)

「1期の正式開校に向けて全てのカリキュラムを試す」という時期でした。
ドリル学習が始まったり、OH旅に初めて出かけてみたり、キントーンの活用が始まったのもこの時期でした。
キントーンを使って授業日報を保護者に毎日写真付きで共有しています。
子どもの学びの記録も皆で見られるようになっています。
この情報共有が保護者の安心を生んでいます。

ー1期(2024/4〜)

0期を経ていろいろアップデートしています。
子どもがアプリを自分で作るようになったのがすごいなと思っています。

でもこれも今の姿。子どもの様子を見ながら、どんどんアップデートを重ねていきたいと思っています。

キントーンによる情報共有がここまで進化しました!

いかがでしたでしょうか。
今回はちょっと喋り過ぎてしまいまして💦次回こそはもう少しご質問に答えたりしながらの双方向でお話ができたらなーと思っています。

◾️ 次回について

次回は5/31(金)の同じ時間に開催いたします。

お申し込みはこちらからどうぞ!

皆さまとざっくばらんにお話しできることを楽しみにしておりますー!!