見出し画像

サイボウズ サマーインターン2022を開催しました!

こんにちは!デザイナーのSotaです!

サイボウズ デザイン&リサーチは、8/2-8/4・8/30-9/1・9/13-9/15にオンライン3Daysサマーインターンを開催しました。だいぶ遅くなってしまいましたが、この記事では、どのようなインターンを実施したかについて紹介したいと思います!
※以下で使用しているお写真は、インターン3日程の様子が混在しています。ご了承ください。

サイボウズのオンラインインターンで経験できること

インターンでは以下のことを体験してもらえるような内容にしました。

1. 実務に近い形式で課題発見からプロト制作まで行う
2. 現場のデザイナーからフィードバックを受け、デザイン改善を重ねる
3. BtoB製品でしか味わえない経験する

【課題】kintoneの利用定着を高めるUIを作ろう!

インターンでは、BtoBならではの複数のペルソナについて考えながら課題に取り組んでいただきました。エンドユーザー、情報システム部の方、営業の方のようにkintoneの利用者には、さまざまな役割の方がいます。その複数のペルソナに継続的にkintoneを利用してもらえるようなUI改善をインターン生に考えていただきました。

利用定着とは…🤔
kintoneを使った業務が社内に定着していること

利用定着を高めるコツ
kintoneの場合は、利用定着させたいのは1人ではなく、複数のペルソナで考え、改善していく必要がある

インターンのスケジュール

3Daysインターンということで、以下のようなスケジュールでインターンを実施しました。

インターンのスケジュール

3日間の間に問題提起からブレインストーミング、プロトタイプ制作、発表を行うので、インターン生にとってはとても充実したインターンになっていたと思います。
ここからはインターンのスケジュールに沿って、紹介していきます。

インターン1日目

インターン初日。13時からデザイン&リサーチチームでのインターンが開始しました!

【❄️オリエンテーション&アイスブレイク】
まずは、自己紹介も兼ねたアイスブレイクタイム!Figma上にそれぞれのエリアがあり、真ん中に呼ばれたい名前、その周辺に付箋で好きな事・趣味を書き、その後に簡単に自己紹介を行います。自己紹介後、発表者に参加メンバーが気になる点を質問していきます。共通点が見つかったり、異なった趣味の話をしたりすることで話の輪が広がることも。楽しくわいわいとした雰囲気で、インターンがスタートしました!


【📌1日目のタスクゴールの確認】

アイスブレイクの後は初日のタスクゴールの確認を行いました。

1日目のタスクゴール

現状の問題点を洗い出して、改善の種を考え、ユーザーストーリーを書いてみよう!
💡ポイント:グループワークで理解を深めよう!

以上のようなタスクゴールを目指して、インターン生の皆さんに進めていただきました。


【👤課題とペルソナの理解】
タスクゴールの確認が済んだら、インターンの課題とペルソナを確認します。

<課題について>
今回、インターン生に改善していただいたkintoneのUIは、レコード一覧とその画面内にあるツールバーです。初めて使う方にもわかりやすくする、レコード一覧を操作しやすくするなど、様々な改善案が想定される課題でした。

インターンの課題

<ペルソナについて>
今回、想定したペルソナは、エンドユーザーと情シスの2つです。

エンドユーザーとは?
最終的にkintoneを業務内で利用するユーザー
私(デザイナー)もエンドユーザーの位置付けになります

ペルソナ エンドユーザー

情シスとは?
情報システム部の略。企業の情報システムを担当される部の方。

ペルソナ 情シス

ペルソナがエンドユーザーのみではないというところと、一つのUI改善することで複数のペルソナの問題解決にも繋がることがBtoB製品のkintoneの特徴になります。

【🌱グループワークで改善の種を考え、発表】
インターン生には改善案となりそうな種をFigma上の付箋に書き出していただきました。付箋への書き出しが完了したら、インターン生同士で付箋の内容について共有し合いながら、内容の近しい改善の種のグルーピング・カテゴリー化を行いました。
付箋に書き出すブレインストーミング、その後にグルーピング・カテゴリー化の一連の流れを行うことで、製品の理解を深めることができ、改善UIのイメージを沸かせることもできるのでとても重要なプロセスですよね!そして、インターン生同士でzoomを使用してコミュニケーションを取りながらブレストをしていくので、新たな考えや意見を得られた様子もあり、とても良い機会でした!

グループワークの成果物

改善の種のカテゴリー化を行った後は、インターン生の方に発表を行って頂き、メンターからフィードバックをしました。

【✍️改善の種を元にユーザーストーリーを書く】
考えていただいた改善の種を元に、ユーザーストーリーを作成して頂きました。ユーザーストーリーは、以下のシート形式で作成していただきました。

ユーザーストーリーを作成することで、改善案を言語化することができ、プロト作成の際も大きなブレが生じることなく、進めていくことができます。
また、いくつかのユーザーストーリーを作成することで、広い視野で改善案を考えることができるようになります。

最後に振り返り会を行い、1日目が終了となりました。

初日ランチの様子

インターン2日目

インターン2日目からはプロトタイプ制作が中心でした。

【📌インターン2日目のタスクゴールの確認】
2日目のタスクゴールの確認を行いました。

2日目のタスクゴール

ユーザーストーリーを元に改善プロトを形にしよう!
💡ポイント:Excelやスプレッドシートなども参考にしてみよう!

【💡プロトタイプを作成】
インターン二日目からユーザーストーリーを元にプロトタイプの作成を行いました。
もくもくタイム(作業時間)では、zoomのブレイクアウトルームを使い、質問部屋と作業部屋にルームを分け、いつでもメンターに質問ができる環境にしました。また、フィードバックタイムでは、振り返りがしやすいようにフィードバック内容をGood&Moreに分け、付箋残すようにしました!メンターへの質問&フィードバックを受けることを何度も繰り返し、インターン生の改善プロトがどんどんブラッシュアップされていました!

フィードバック内容をGood&Moreの付箋に記載

【📝アクセシビリティ勉強会の参加】
デザイン&リサーチチームの小林さんによるアクセシビリティ勉強会を行いました!小林さんは、アクセシビリティエキスパートということもあり、インターン中にアクセシビリティについての基礎を学ぶことができるのは、とても貴重なことですよね!任意参加でしたが、全てのインターン生が参加していました。参加後は、勉強会を踏まえてアクセシビリティの考え方を作成中のプロトタイプにも反映しているインターン生も見受けられました!素晴らしいです👏

インターン3日目

3日目は、主にプロトタイプのブラッシュアップと発表の準備をしていただきました。

【📌インターン3日目のタスクゴールの確認】
3日目のタスクゴールは、以下のようになっています!

3日目のタスクゴール

改善プロトとユーザーストーリーを完成させて、成果発表会の準備をしよう!
💡発表時間5分/質疑応答10分

【🎙最終成果物の発表】
インターン三日目の最後には、ユーザーストーリーと改善プロトをデザイン&リサーチチームのメンバーと人事の方に向けて発表をしていただきました。

成果発表中の一コマ

インターン生からの感想

※実際に参加したインターン生からの感想を一部抜粋

本当に充実した3日間でした。考える・伝える・修正するのステップをひたすらに繰り返し、非常に濃いインターンシップだったと感じています。
ユーザーのストーリーからUIを考えていくという、Cybozuさんならではのデザインプロセスを実際に体験でき、非常に学びになりました。また、3日間という短い時間にも関わらず、考え抜かれたプログラムのおかげで、退屈になったりどうしたらいいか困る時間等が全くありませんでした。メンターさんのアドバイスも素晴らしく、デザインする中での考え方やアプローチの仕方の引き出しがとにかく増えまくりました。また、他のインターン生にも恵まれ、切磋琢磨しながらたくさんの発見を得ることができました。
お世話になった全ての方に、本当に感謝しかありません。ありがとうございました!

kintoneという大きなサービスを扱う面白さを知った3日間でした。これまで新規サービスの立ち上げに興味があったのですが、既存サービスの改善をしてみて、定義したペルソナ以外のユーザーのことも考えなければならない難しさに惹かれました。サイボウズのインターンでは絶対に出来ない経験なので、勇気を出して応募してみて良かったです!
また、実務で利用しているFigmaの操作や機能についても教えてくださり、知識が莫大に増えた3日間でした!

本当に中身がぎゅっと詰まっていてとても楽しい3日間でした...!最初は緊張して始まったインターンでしたが、事前の懇親会やお昼のランチ会など、メンターの皆様・人事の皆様の雰囲気が本当に暖かく、あっという間に緊張もほぐれてデザインに取り組むことができました。インターン中ではメンターの皆様から的確なフィードバックをいただき、「どこを改善していくべきか」という出口を見据えることができて無事に成果物を発表することができました。フィードバックの他にも、具体的に「ここ、◯◯ができていてすごくいいね!」などコメントもいただき、私の中で大きな自信につながりました。大変貴重な経験を本当にありがとうございました!

kintoneというアプリは魅力的であり、機能が多いからこそ理解することにすごく時間がかかると感じました。
改善案を考えていく中で「どれだけ考えたか」という思考の深さがすごく影響してくるということを改めて感じ、今後はより”思考プロセス”を大事にデザインをしていきたいと思いました。メンターの方が親身にサポートしてくださるので、とてもやりやすかったです。3日間沢山の学びと刺激の連続でとても充実していました。ありがとうございました。

サイボウズは新卒プロダクトデザイナーを募集しています!

サイボウズはチームワークあふれる社会を作る仲間を募集しています!エントリーお待ちしています。

noteでチームの情報発信中!

日々の活動や取り組みはnoteで発信しているのでぜひご覧ください。

Podcastでメンバーの人柄やチームの雰囲気がわかります!

「サイボウズ デザイン& リサーチに所属するメンバーってどんな人がいるの?」と気になる方はぜひPodcastを聴いてみてください。メンバーの人柄やチームの雰囲気が分かります👍


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?