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「評価面談に備えよう」/とある製品のデザイナー&リサーチャー小話 in Cybozu

こんにちは。CybozuGaroonという製品を担当しているデザイン&リサーチチームです。今の自分達のチームにあったサイズ感で定期的に情報発信できないか考え、サクッと読める「小話」という感じで投稿しています🙂

登場人物
河内山:デザイナー歴10年+/担当製品Garoon
Nia :デザイナー歴2年+/担当製品Garoon
白石:リサーチャー歴10年+/担当製品Garoon

河内山:
サイボウズは基本的に年末に評価面談があるのですが(まさに今面談最中)、自分達が所属する開発本部のメンバーは面談用に1年の活動をまとめる必要があります。まとめのために1年前の分報や日報、成果物やファイルを辿ったりするのはとてもしんどいので、できるだけ成果・学び・課題などをリアルタイムにまとめておいて、後で見返せるようなものがあるといいなと常々思っていました。
ちょうど月1でチームで実施している個人活動振り返りがうまく活用できそうと思い、評価面談を踏まえた月の振り返りを春から実験的にスタートしていました。今回はそのあたりを話ましょう。

Nia:
月に1回がポイントだと思います!
日報だと毎日書く必要があったり、タスクの進捗状況によってはあまり進んでいない時もあるので、月1回に絞って、タスクごとに「今月はこれをこれだけ頑張った」という風にまとめるのはすごくいいなと思っています。
また月1回の振り返りでは、タスクをやった際の所感や反省点もまとめて書くので、スキルだけではなく、その時の心情もまとめられるのですごく有意義な活動だなと思っています。今年は特に新しく学んだことや成長したことがたくさんなので月1の振り返りで毎月の自分の積み重ねが最終的な評価の材料になるのはすごく良い取り組みだなと感じています。

メンバーの月1振り返り内容の画面キャプチャ
メンバーの月1振り返り内容の例。記載場所はGaroonの公開スペース

白石:
デザイン&リサーチ全体(製品でなくロールの組織)では、その週の活動をまとめて報告しているんですが、報告だけだと年間の活動をまとめる際の材料としては不向きで…。毎月だと、まとめる活動も新鮮ですし、丁度よいボリュームになるので、振り返りがとてもしやすいです。

河内山:
年末に過去の自分の活動を振り返るとどうしても忘れていることがあるので、その時のリアルタイムの詳細情報が残っているのはすごくいいですよね。
実際にNiaちゃんがこの月の振り返りまとめを元に、年間の活動まとめをやってみての感想はどうでした?

Nia:
そうですね、自分が日々やったことや感じたことを毎月まとめておかないと、どうしても記憶から流れてしまうので、月ごとの新鮮なうちにそのまとめる流れは良いですよね。全体を振り返った時にどのタスクが特に成長を感じたかが明確になるのも評価面談の時にアピールしやすくなるのではないかと思います。また、日頃、毎日があっという間に過ぎていってるなと感じていますが、振り返りを見返したときに「今月はこれだけ頑張ったんだな」と達成感の振り返りもできるのはとても良いなと感じます。

河内山:
デザインプロトやプロトレビュー会のファシリテーションとか同じタスクに対してのNiaちゃんの振り返りを読むと、質が上がっていて成長の軌跡がわかりますね!ちなみにNiaちゃんは去年とかどういう感じで活動共有をまとめていたのですか?

Nia:
去年はタスクをカンバン方式で管理していたので、自分の完了タスクを洗い出していました。その完了タスクに具体的に自分が行った箇所やどなたと関わったか、期間などを肉付けしていっていました。なので成長過程や所感などは、なかなか思い出せなかった印象です。

白石:
個人でも毎月の活動記録をまとめられると思いますが、チームで月1回お互いの活動を発表し合って振り返ると、自分では気づかなかった気づきがありますし、年度末に向けてどういう活動をしていけばいいのかを改めて確認できます。一人ではなく、チームで月一振り返りはめっちゃお勧めです。
個人のまとめをチームでディスカッションできていることが、評価面談への備えにつながっているのかなと思っています。

河内山:
評価面談は年1回の会社も多いと思いますので、今回の紹介した活動が何か参考になると嬉しいですね🙂

(終)

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