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スーパーのオープン初日

しばらく前に会社の帰り道に立派な近鉄不動産マンションが出来た。

その一階のテナントは、意外に庶民的なスーパーが入ることとなっていた。

マンションよりも後にオープンだったので、
昨年は
「スーパーが出来たら、帰りにここに寄って、買い物して家に帰るのも便利だけど、
きっとその頃には私は転職してこの町にいないかもしれない。。。いやイテはならないのかもしれない」
などと思っていたものだった。

だが、しかし、
今日会社の帰り道。

煌々と光るマンションの1階。
駐車場に入ろうとひしめく車の群れ。

看板には『本日OPEN!!』の文字が。


嗚呼

とうとうオープンしてしまったのだ。

そして、私はこの日まで変わらず、この町にいました。

と心の中で告白しながら(←誰に?!)

店内に足を踏み入れた。

小さな町だというのに、スーパー店内がごった返しているじゃないの。

コロナ後の感覚では、ここは難波か、というくらいスーパーに人がいた。

私と同じくみんな
「新しくオープンしたからどんなのか見てみよう」
という考えなのだろう。

それでもやっぱりこれだけ賑わう店内を見ると、元気が出た。

レジをしてくれた店員さん。
名札を見ると、府内の別店舗の名前が書かれている。

新店の賑わいのヘルプ要員で来ているのだろう。

会計を終えて、外に出ると、駐車券を配る人、交通整理する人、入口はこちらです!と叫ぶ人・・・等、かなり人員が割かれていた。
USJに来たかのような、盛り上がりだ。

あと、どれくらい帰りにここで買い物をして帰るのだろう。

買い物を終えてもまだ少し明るい空を見て思った。

春に向けて日は少しづつ長くなりつつある。

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