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銀行員の裏の顔

私は銀行で事務の仕事をしたことがあるが、そこでは凄まじいパワハラの被害にあった。
初めから女の上司(いわゆる御局様)に目をつけられて、私を辞めさせようとして、私のミスの粗探しをし、嘘をでっち上げて、嘘の情報を上層部に報告された。
そして、私は上層部から呼び出され、会議室で二人きりになり、吐き気がし、足元がワナワナして立っていられなくなるくらいの叱責を受けた。
もう拷問だった。
まるで何も罪を犯していないのに、警察に呼び出されて、「早く自白しろ!!」と責め立てられているような構図だった。
銀行は裏工作することが得意で、女の上司も、よくもそんなに上手いこと上層部を騙すような情報を作れたものだと感心した。

上層部も、女の上司が嘘の情報を言っていることを薄々分かっているのに、その女の上司が怖くて逆らえなくて、仕方なく私に八つ当たりすることでしか解決できなかった。(何も解決してないけど)

銀行はお金を扱う仕事だから、表向きはスローガンとして、
「信用第一! 誠実さ第一! 品行方正に生きろ!!」
と掲げていたが、全く真逆の世界だった。
汚い汚い世界だ。特にお金のことが絡んでくると人間の欲望がむき出しになる。
平気で不倫してる人の噂も聞いた。
でも世の中ってこういう風にできているんだろう。

もう一つの銀行と医療事務でも同じようなパワハラがあった。
もう私は何がなんだかわからなくなり、自分の能力をかなり疑ってしまい、自信喪失になり、鬱が悪化した。

一つの銀行では、私が退職した後、有給が入るはずがないのに、お詫びなのか、結構な有給が入っていた。(さすが銀行だけあって金で解決しようとする目論見)
医療事務では、退職して少し経ってから、そこの管理者から郵送でお詫びとして手紙とお菓子が送られてきた。

このようなことから、私が悪くないという事実があるにも関わらず、あまりにも過激ないじめが立て続けに起こったから、それが心の後遺症として残り、仕事することが怖くなり、今は自分のことを“能無し”と思っている。というか、思わされてしまっている。

全て何をするにも仕事のことと結びつけてしまう。
例えば母から教わった家事のやり方を少しでも理解できなかった時に、こんなこともすぐに理解できないのなら仕事もできないだろう……とか、
病院で事務員からの説明をもう一度聞き直したりした時に、1回で理解できてないことになるから、もう仕事ができないだろう……という風に、かなり仕事の能力に過敏になって不安感でいっぱいになっている。

***

幸いにも私は実家住まいで、親からの援助を受けられる環境にいさせてもらっているので、長年通院しているカウンセラーさんから、今は仕事から離れてできることだけをしていったらいいと言われている。
だからそうしていく。

最近は歯医者通いで、外出できるようになって良かったと思っている。
GW最終日は母と映画に出かける予定だ。
できるだけ自分の心が平和になるように、穏やかになるように過ごしていきたい。

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