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改・「60おっさんのタイからラオス・初めてのバックパッカー1人旅」 note版

〜モンキービーチで「リゾート、味わう」!
No.23

6月26日(火)、12日目

朝、6時半に迎えに来てくれたKさんにスマホを借りる。
昨晩、予約出来なかった宿をとるためだ。
嫌がることなく、気持ちよく対応してくれた。

これで、
バンコクの”ジャストベッドホテル”、バッチリ、ゲット!

先ずは、Kさんオススメの朝のお粥を食べに向かう。
滞在中は、毎朝、欠かさず、食べるという絶品のお粥らしい。

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正直言って、ほんまに旨い!
最高の一品だった!

しかし、この店に来るまでに、小事件。

ソンテウの兄ちゃんと怒鳴りあう程の逆上したKさん。
やる時はやる底力。

ホテルから来るには、
一度ソンテウを乗り換えなきゃ行けない、コースなのだが、
最初のソンテウが、通常コースを行かず、
中途半端な所で降りろと言う。
それでは、
目的の別コースのソンテウが拾えない。

なぜ、行かないのかと押し問答・・・。

最後にはKさん、
「カモン、ポリスオフィス」と大声で叫び、
従わさせようとする。
「でないと、金、払わない!」
執拗に責め、喰い下がらないKさん。
「カモン、ポリスオフィス」
「・・・!?」
ソンテウの兄ちゃんは黙って去って行った。

タイ語で対等に遣り合う、Kさん。
真意は判らないが、戦う時には戦わないと。
D社時代から今まで生き残ってきた
Kさんの強引な所を垣間見た。

腹が減っては戦は出来ぬ!
お腹も満足し、フェリー乗り場へ。

再び、ソンテウでGo!

このパタヤーで毎度毎度、登場するソンテウ。
決まった各コースを周回しているソンテウを
どう乗り換えて目的地に着くかを考えた上で、
目当てのソンテウを捕まえ、乗り込む。

1回、10THB、40円ほど、降りる時に支払う。
気軽に止めて、乗れて、降りれる。
オープン、ホロ付きダットサンみたいなもの。

日本の社会では、まぁ、無理やろうね。
安全、コンプライアンス云々で・・・、
でも、とっても使い易いのになぁ。

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観光客満載のフェリーに乗船、時間、30分。

毎日こんな状態だと云う。
嬉しい限りだ。
西洋人から韓国、中国、そして、私、日本人たちが引っ切りなしに、
この観光都市、ここパタヤーを始め、
プーケット、チェンマイ、バンコク、ウボンラチャターニー各地に
流れるタイという国はこれから益々、繁栄していく予感がする。

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島に着くと各方面へ向かうソンテウがお待ちかねで、
呼び込み合戦が繰り広げられている。

20THBのポテチを仕入れ、
目当てのソンテウに乗り込みビーチに向かう。

ここで、僕は昨日分も含め、
500THBをKさんに渡しておく。
あとはお任せ。
(ここのソンテウは高かった気がする。
どこの国も特別地域はそんなもんだよなぁ)

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そして、目的のモンキービーチに到着!

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ゆったりしたルッキングチェアに寝そべり、
ビアーーー!!!!
「最高!」
Kさんが事前に買ってきたというチキンのから揚げ、
これも、「旨い!」

人も少なく、いい感じ。
リラックス。
気持ちもオープン。
今日、1日、仕切ってくれるKさんが居るから安心なんだろう。
いかにも、リゾート、バカンスと云うコトバが似合う、1シーンだ。

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Kさんも打ち解けてきて、
女性に纏わる1つ2つ3つの事情を、
スマホの画像をピックアップさせ乍ら、
ニコニコ懐かしむように笑う・・・。

「でさ、今より、12月、1月、2月、最高なんだ。
湿気無く、爽やか。きっと、あなたもまた来るよ!」
「ええ、どうかなぁ・・・?」
「連絡入れてよ!」
「判んないですよ・・・」
「来るよ、来るよ。待ってるよ」
と、
Kさん自身の日本とタイの2カ国滞在ライフスタイルを
目一杯満喫しているようだった。

『そうやなぁ。こんな感じで、後の人生、楽しんでもいいんだよな・・・
だから、とっても、元気なんやろな』

僕が泳いだあと、
彼もタイの海で人泳ぎ、
ゆっくり、まったり、波任せで・・・。

そして、海辺のランチ。

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チェアで寛いでいると
浜辺のボーイが注文を取りに来る。
なんと、贅沢な。

僕ごときが、
日本では、決してしない、非日常を味わう。
チキン盛り合わせと
デザートにパインのフローズンシャーベットを頂く。
一度食べてみたかったフローズン。

島なので倍程割高だったが
食べる価値有りのおいしさだった。

海。
せっかくならば、
ド、ピーカンを望んでいたが、
どんより薄曇りの空。

生憎の天候の下、
半日だが、ひと泳ぎし、
チキンとビールでノンビリした時間を過ごせた。

そして、
旅の終わりの気配がヒシヒシと忍び寄る刹那で寂しくもあった。

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ソンテウで出発まで待つ!

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島からパタヤーの街、望む

程よい時間でビーチを切り上げ、
フェリーに乗船。
が、
そこで、満杯になるまで、
1時間ほど待たされ、出航。

やっぱり、時間に関しては、
価値観の違いで仕方ないんだろうな。
いろんな人種の人たちも乗っていたが、
誰一人、文句は言わない。
ように見えた。

本土に着き、
一旦、別れ、
6時にナイトプレイ集合!

ホテルに戻るなり、
そのまま、真水のプールで、
初、一泳ぎして、
チェアーで微睡む。

部屋に戻り、
ぬる〜いシャワーでスッキリ!
高鳴る心臓。
ビールを飲み、時を待つ。

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