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留学Day190・イギリスに来て半年!

こんにちは、Lillyです❀

イギリス留学が始まってからちょうど半年が経ちました🇬🇧

これだけやってまだ6ヶ月しか経ってないのか…という気持ちもありつつ、寮の自分の部屋に半年住んだと言われると意外と遠くまで来た感じがします。
体感は4ヶ月目ぐらいです。


克服したかったこと

ひと言で表すなら、この半年は「留学フルマラソン」でした。留学前に想像していた何倍も毎日を乗り越えるのが大変で、できるだけ何も考えないようにしながらひたすら授業や課題をこなしていた気がします。

留学が始まってからずっと私の中にあり続けた悩みは、「理想の留学生像に近づけない」ということでした。私の考える世間一般の理想的な留学生像は、現地の友達をたくさん作って一緒に出かけたりパーティーをしたり、そんな感じのことを心から楽しんでできる人です。

一方で私は元々それほど人が集まるイベントが得意ではなかったり自分が話す英語への不安があったりしたため、今の自分と理想のギャップが分かってくるにつれてどんどん自信を失くし、去年の年末ごろは英語を話そうとしても声が詰まって話せないしイベントにも怖くて行けないというような感じになっていました。すごく周囲に壁を作っていたなと思います。と同時に「理想的な留学生」になれない自分がすごく嫌でした。

私の今回の留学の一番の目的は学業面だったため、専門の勉強においては初期からある程度の目標を達成できてはいましたが、そちらに労力を割きすぎてソーシャル面の目標達成に苦しんだ期間が長かったです。

もしこのまま留学を終えていたとしたら私は一度もこの話題に触れることなく帰国していただろうなと思いますが、今学期少しずつ克服していくことができたので今こうして書いています。

Semester 2に入って試してみたこと

①同じイベントに毎週参加する

自分の人間関係を分析してみた時に、インスタは交換したけどそれ以上の関係になれない場合が多いことに気が付きました。おそらくその原因はイベントの「2回目以降」に参加しておらず、関係値が1回目止まりだったことです。
毎回、どうしても初めてイベントに参加する時の負担感を思い出して2回目は行かなくていいかな…と思いがちなのですが、そこをもうひと頑張りして顔馴染みの母数をたくさん作ってみることにしました。

②日本・東アジア関連のサークルに行く

自分の属性やバックグラウンドに興味を持ってくれている人の方がやはり話しやすいし、こちらの英語力が不十分でも理解しようとしてくれる人が多いなと感じるので、日本語学習者とたくさん出会える日本文化サークルや東アジア研究会のイベントに多く行くようにしてみました。
日本語を使いすぎたり日本人とばかり関わったりすることを避けたくてこれまでこれらのサークルには参加してきませんでしたが、現地の学生や日本以外からの留学生と話せば全く問題は無かったです。

③無理やりグループワークに慣れる

私は英語でのグループワークに苦手意識があったので、克服するためにわざとグループワークやディスカッション多めの授業を複数取ることにしました。最初の方はディスカッションで何も話せない上にほぼ毎日グループワークワークがあったため気持ち的な負担がかなり大きかったですが、話し合いの前に十分な時間をかけて自分の意見をまとめるようにして以降は「全く話せない」という悩みが減ってきました。事前に授業スライドが公開されるので、ディスカッションのある授業は全て事前に全部答えを考えてから参加しています。

Semester 2が始まって2ヶ月経ちましたが、これらの努力のおかげでソーシャル面の問題がかなり改善されてきました。本当に今学期は心から「頑張った」と言える気がします。

今までと同じように

私の場合はすごく気の合う友達が数人できればそれでいいし、元々そう思える友達ができるまで少し時間がかかるタイプでした。自分に合っていないスタイルで、しかも外国・外国語で友達を作ろうとするのは無理があって当たり前だったなと思います。

あとは「留学でできる友達」の定義を狭めすぎていたような気もします。日本だと全然そうは思わないのに、休日も一緒に出かけるレベルじゃないと友達とは言わないんじゃないかと思ってしまったり。
その固定観念を取り払ってもう一度考えてみると、実は友達と呼べる人ってSemester 1の時からたくさんいたなということにも気が付きました。

結局「理想的な留学生像」は私にとって無理して合わせる価値があるほど自分が心からなりたい姿ではありませんでした。なので日本での友達との関わり方と全く同じように、人数に関わらず気の合う人達と一緒に過ごしていこうと思います。

楽しさメインじゃなくてもいい

「留学楽しい?」と聞かれることが時々ありますが、日本での生活が結構向いている私にとって留学は慣れない土地と言語で生活しながら勉強する修行のようなもので、正直楽しいポジションのイベントではありません。

私のように「修行」がメインテーマであっても良いということを、今まで自分自身が受け入れられていなかったように思います。

「留学楽しすぎて日本帰りたくない!」とは心から思えないことにずっと罪悪感がありましたが、最近は「せっかくの留学なんだから挫折しないと面白くないし、自分の苦手なことに向き合って克服してこそ留学に来た意味がある」と思えるようになりました。


先日Semester 2の授業全11週のうち8週目が終わって、一旦1ヶ月のイースター休みに入りました。
少し肩の力を抜いて休憩しつつ、この期間でもう少し将来のことも考えてみようと思っています!

読んでいただきありがとうございました❀


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