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⑧信仰（アイドル）を捨てることにした
■信仰を捨てることにした
この文章を２日間かけて書いた後、縁切り神社的な所に行って一連の儀式を行ってきた。
神社に行った帰り、「こんなに自分を苦しめてくる２号が憎い」という気持ちが初めてわいてきた。
別れは自業自得だと受け止めていたけれど、こちらの話を聞く前に即ブロックして完全にシャットダウンされたこと。その後に勇気を出して接触してもブロックされたことも。
辛い別れなんか、感傷的になって悲
⑦「恋愛感情」をインストールしたら、愛を求めて彷徨うゾンビになった
■愛されない
２号との別れの後はひどい日々だった。
「男女関わらず、自分は好きな人間に好かれないのだ」との認知の歪んだ負の学習を深めることになった。
「元彼が忘れられなくて」と１０人以上には愚痴った。
「元彼を忘れられないんですか？！僕はどんな気持ちであなたと向き合えばいいんですか？！」と恋愛経験ゼロの中国人にキレられた。
１０歳以上年の離れた、会ったこともないマッチョな男性から密室のドラ
⑥推しが世界に１人しかいないように、２号も世界に１人しかいない存在しない「替えのきかない人間」になってしまった
２号と推しはまったく違う人間だし、推しみたいに格好よくて才能にあふれていて愛情深い最高の男は世界に１人しかいない。ファンに怒られても仕方ない。客観的に見たら全然似ていない。
別れてから３カ月目に推しのVlogがYoutubeにアップされていた。それを見て「あぁ似ているな」と思った。今までは「２号が推しに似ているな」だったのに、「推しが２号に似ているな」に反転していた。
人と目を合わせるのが苦手
⑤１日で別れを決めて、２年弱苦しむ羽目になった
■２号の元カノ
LINEで２等身のパンダのキャラクターのスタンプを使ってくるので、「それ中国人彼女と付き合ってた時に買ったの？ パンダだから？」と思うくらいには２号のことが好きな気持ちが激重になっていた。
４回目に会う直前、わたしはバイク運転をしている最中に車と接触して交通事故に遭った。
接触した相手は同年代の中国人女性だった。彼女は事故で最初は不安そうにしていたけれど、明るくて天然な彼女に高
女性が男性に沼る理由④
■関係性を暗示するペアルック
推しと違うところもあった。
２号は２等身の可愛いキャラクターが好きなようで、それをスマホやパソコンのデスクトップにしていた。
「去年は猫柄のルームウェアを着てました」と言っていて可愛すぎて頭を抱えた。クールぶっているのになんでそんな女子供が好きそうなものを好んでいるんだ...？！
「そのルームウェア姿見たい」と言ったら「ワンシーズン着たら捨てちゃうので」と２号は
１億回は脳内再生してしている推し２号との記憶ディスク③
■推し２号
会ってみると、２号の「推しに似ている」と思う点がさらに増えた。
珈琲が好きで、好きな色は青色で、ワイワイ騒ぐタイプではなくてクールな印象なのに野心家で、知識を蓄積して披露するのが好きで、仕事内容が職人っぽくて、
真顔はクールなのに笑顔になるとキュートになって、話している時は全然わたしと目を合わせなかった。エスカレーターに乗っている時にわたしのいる方向とは反対に向かって話すので何を話