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⑨脳内で2号と同棲している

①~⑧の記事を書いたのは2号と別れてから3~4カ月だったと思う。 今はあれから2年弱がしたが、いまだに過去に囚われて生きている囚人に変わりはない。 あれから本当に色んなことをしたし、やった。 【現実的な行動】 ・仕事に打ち込む資産を増やす ・男性心理を研究 ・新しいパートナーを作る ・語学学習に打ち込む ・引っ越し ・新しい友達を作る ・色んな人に出会う 【スピリチュアル】 ・復縁神社参拝 ・やり直し神社参拝 ・タイムスリップ神社参拝 ・引き寄せの法則 ・占い 【

    • ⑧信仰(アイドル)を捨てることにした

      ■信仰を捨てることにした この文章を2日間かけて書いた後、縁切り神社的な所に行って一連の儀式を行ってきた。 神社に行った帰り、「こんなに自分を苦しめてくる2号が憎い」という気持ちが初めてわいてきた。 別れは自業自得だと受け止めていたけれど、こちらの話を聞く前に即ブロックして完全にシャットダウンされたこと。その後に勇気を出して接触してもブロックされたことも。 辛い別れなんか、感傷的になって悲劇のヒロインポエマーにならないとやってられない。 今日は忘れかけていたのに、2号

      • ⑦「恋愛感情」をインストールしたら、愛を求めて彷徨うゾンビになった

        ■愛されない 2号との別れの後はひどい日々だった。 「男女関わらず、自分は好きな人間に好かれないのだ」との認知の歪んだ負の学習を深めることになった。 「元彼が忘れられなくて」と10人以上には愚痴った。 「元彼を忘れられないんですか?!僕はどんな気持ちであなたと向き合えばいいんですか?!」と恋愛経験ゼロの中国人にキレられた。 10歳以上年の離れた、会ったこともないマッチョな男性から密室のドライブデートに誘われてしんどみを感じた。 メッセージや電話で仲良くなった心理士か

        • ⑥推しが世界に1人しかいないように、2号も世界に1人しかいない存在しない「替えのきかない人間」になってしまった

          2号と推しはまったく違う人間だし、推しみたいに格好よくて才能にあふれていて愛情深い最高の男は世界に1人しかいない。ファンに怒られても仕方ない。客観的に見たら全然似ていない。 別れてから3カ月目に推しのVlogがYoutubeにアップされていた。それを見て「あぁ似ているな」と思った。今までは「2号が推しに似ているな」だったのに、「推しが2号に似ているな」に反転していた。 人と目を合わせるのが苦手なところ。カメラの前で知識を披露するところ。職人気質なところ。 今までは愛おし

        ⑨脳内で2号と同棲している

        • ⑧信仰(アイドル)を捨てることにした

        • ⑦「恋愛感情」をインストールしたら、愛を求めて彷徨うゾンビになった

        • ⑥推しが世界に1人しかいないように、2号も世界に1人しかいない存在しない「替えのきかない人間」になってしまった

          ⑤1日で別れを決めて、2年弱苦しむ羽目になった

          ■2号の元カノ LINEで2等身のパンダのキャラクターのスタンプを使ってくるので、「それ中国人彼女と付き合ってた時に買ったの? パンダだから?」と思うくらいには2号のことが好きな気持ちが激重になっていた。 4回目に会う直前、わたしはバイク運転をしている最中に車と接触して交通事故に遭った。 接触した相手は同年代の中国人女性だった。彼女は事故で最初は不安そうにしていたけれど、明るくて天然な彼女に高圧的な警察官も態度が軟化していた。 私はまったく関係がないのに、2号の中国人の

          ⑤1日で別れを決めて、2年弱苦しむ羽目になった

          女性が男性に沼る理由④

          ■関係性を暗示するペアルック 推しと違うところもあった。 2号は2等身の可愛いキャラクターが好きなようで、それをスマホやパソコンのデスクトップにしていた。 「去年は猫柄のルームウェアを着てました」と言っていて可愛すぎて頭を抱えた。クールぶっているのになんでそんな女子供が好きそうなものを好んでいるんだ...?! 「そのルームウェア姿見たい」と言ったら「ワンシーズン着たら捨てちゃうので」と2号は答えた。 「そしたらペアルックでルームウェアを買いますか?」 クールな2号か

          女性が男性に沼る理由④

          1億回は脳内再生してしている推し2号との記憶ディスク③

          ■推し2号 会ってみると、2号の「推しに似ている」と思う点がさらに増えた。 珈琲が好きで、好きな色は青色で、ワイワイ騒ぐタイプではなくてクールな印象なのに野心家で、知識を蓄積して披露するのが好きで、仕事内容が職人っぽくて、 真顔はクールなのに笑顔になるとキュートになって、話している時は全然わたしと目を合わせなかった。エスカレーターに乗っている時にわたしのいる方向とは反対に向かって話すので何を話しているのか聞き取れなかった。 わたしは2号に直接確かめたわけでもないのに「恥

          1億回は脳内再生してしている推し2号との記憶ディスク③

          推しに似た人間とエンカウントした②

          ■脳内麻薬 アイドルグループを好きになってからは毎日が楽しかった。 つらい仕事も頑張れたし、メンバーの顔を見るだけで脳に快楽物質が分泌される。 幸せとは、フワフワした状態だ。 酩酊状態なのだ。お酒を飲んだ時に似ている。 アイドルを好きになって1カ月間くらいは、シラフで酔っていた。 あの時の高揚感は今でも覚えていて特別な感情だった。 推しを好きになって3日目くらいで同じ場所にピアスの穴をあけてみたり、苦手な男子中学生の集団を見て「メンバーも昔あんな感じだったな」とホッ

          推しに似た人間とエンカウントした②

          1カ月しか関わっていない人間に1年と7カ月間失恋し続けている①

          1カ月しか関わっていない人間のことを永遠に思い出している、という話を人にすると「たった1カ月?!」という反応をされる。会った回数は4回。 たった1カ月だったけれど、別れてからも永遠に思い出してしまうので体感的には半年も1年も知り合っているような気もしてくる。相対性理論もビックリ。時間という概念を消失してしまうくらい、相手のことを永遠に思い出してしまう。 この文章を書いている時も熱が入ってしまって、最後まで書くのに10時間くらい一気に熱中して書いた。5時間が2時間くらいに感

          1カ月しか関わっていない人間に1年と7カ月間失恋し続けている①