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「枝の先っちょ」

昨年から精神疾患が悪化、
そしてその頃から何かに「目覚めた」。

それは以前も似たようなことを話したが
賑やかな夜の繁華街を歩いていて
急に何者かに鈍器で後頭部を殴られ、
仰向けに倒れて見えた微かに見える星空や
側の自販機の"下"、またシャッターが
おりて"我が家"にしてるホームレス達など
「普通」に暮らしてたら見えてこない世界が
見えて悟ったかのようだった。

それからかつての夢であった俳優になる為、
なるたけ近くに存在する劇団から
劇を偶然観に来た"お偉いさん"の目に
留まってスカウトのビジョンを考えて
片っ端から探してはメールをしてみたり
仮想通貨の口座を開設して始めてみたり
ひろゆき氏の語ってる切り抜き動画を
色々見て日本どころか世界的にも
様々な変化が生じると納得したりと
振り返るとまるで本来の私?を
魅い出したような1年だった。

実際の生活も約8年の"非正規労働者生活"
を辞めて本格的にどこかで正社員を
目指す方向に"シフト"した。

だが仮にどこかに就職し、
貯金もある程度貯まって仕事もそこそこに
生活もそれなりなビジョンも
少し見えてきた今、悩みも増えている。

前置きが少し長くなったが、
やはり「家族を築く」ことについてだ。

私はここ千葉県の流山に住んで
もう15年以上は経つのだが
両親共働きで世帯年収推定1000万は
超してるであろうこんな家でも
兄妹間の関係は年を経るにつれて
どんどん冷めきっていき
家庭内は"ボロボロ"の状態、
思い起こす限り小学5年生の頃から
高校を出るまでほぼ苛められていた
記憶しかない。

借金こそないし収入もそこそこ、
だが不思議なことに家庭内は冷めている。
ある時知った、こういう家庭の事を
「ネグレクト家庭」や
「機能不全家族」と呼ぶのだと。

低収入そうな家庭でもそこそこの
高校に行ったかつての友人も居たし
高校は止めにして調理師になることを
早い段階から決めて専門学校に行った
かつての親友も居た。

27歳の今、
やっと背水の陣と就職活動への
舵を切り始めた今、
やはり思うのは普通に働くのにも
お金が掛かるということだ。

曲がりなりにも通信で中堅の大学まで
援助してくれた親父には感謝も在るが
やはり家庭を顧みて
「こんな家庭は間違っても作りたくない」と
脳に埋め込まされた反面教師の面もあり
やはり両親には複雑な心境を抱いている。

さて、人生のフローチャートを
作成している最中だが今の所は
"30代で"の結婚を考えている。

そのルートからもし外れたら
還暦を迎える前に貯めきった貯蓄
全てをはたいて児童養護施設を
建てる気でいる。真面目にだ。

この賭けに乗ってくれる
「賛同者」はここまで見てくださって
幾ら賭けてくれるだろう?


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