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「恋愛と結婚」

「恋愛と結婚は別物」

たま~にだが良く聞くフレーズだ。

学生時代の女友達という間柄から飛躍して
イチャイチャし始めて同棲もし始める。
もしくはお互いに実家住まいとかでも
デートを重ねて親密な関係になっていく。

草食系男子が増えた近年でもまだ意外と
ここら辺は経験したことのある男子は
多いのではないだろうか?

そのまま結ばれるのはまず置いとくとして
悲しい事に別れるアベックも居る。
理由に挙げられるのは
「他に好きな人ができた」
「互いに忙しくてすれ違うようになった」
そして重要な所でもある
「価値観の違い」を見逃してはならない。

デートを重ねるなり同棲するなりして
親密な関係になるのであれば
当然「結婚」の文字が浮かんでくるだろう。

だが互いに"深入り"しないまま入籍、
そして子供が産まれてしまう。

そうなると「養う存在」が誕生してしまう。

どちらかの実家もしくは家庭が
そこら辺の配慮がたっていて
仕事や家事で忙しい中子供の面倒を
どちらかの家族が見守ってくれるのなら
話は別だが、では「狭いアパート」なら?

「旦那さん」の収入が良いのなら話は別だが
そんなに無く更に昇給の可能性も
低いとなると「奥さん」の方も家事に
専念する余裕は在るのだろうか?
……残念ながらほぼ必然的に
"共働き"となるだろう。

赤子は日中寝てばかりいてはくれない。
お腹が空いたら泣く、
"漏れそう"になったら泣く、
寂しくなったら泣く、
怖くなったら泣く、
理性なんてまだ無い青くもない
幼すぎる時、見守る存在が当然必要だ。

だが人間というのは経験を積んでいなければ
成熟しきれていない部分もある。
なんで泣き止んでくれないのと
ひょっとしたら"手を出して"
しまうことも考えられてしまう。

電車にベビーカーを乗せて
周囲のお客らが静かに見守ってくれて
泣き出したら母か父より率先して
泣き止ます行為をしてくれる程
社会は昔より優しく無くなってしまった。

それどころか変に我慢して無視、
隣の車両に「避難」、
更に酷いと喧嘩を売ってくる輩も居る。居る

成長してもほんの数秒目を離せば
何をしでかすか分からない年頃もやって来て
もっと成長すると「学びの時期」に入る。
お金だけでなく「家を立つ時」まで
目をずっと向けていなければならない。

そこまでのビジョンを見据えて
お互いに考えては話し合う。
さぁ結ばれたのならそこまで
"最低限"考えなくてはならない。

無視はできない、もしそこまでの
ビジョンを見据える事ができないのであれば
ただ指輪をお互いにはめたまま。

…………多分そんなアベックも増えてくるなと
未婚の私は既に考えている。

"危惧"している。


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