起立性調節障害で卒業できない~って泣いてたJKが23年春、大学卒業するよ🌸第3話

病名発覚

年が明けてすぐ、大学病院の脳外科で精密検査をしたところ、確かに脳にできものがありそれが頭痛の原因になっている可能性もあるがお医者さんの見解としては「このくらいの腫瘍は誰にでもあるレベル。違う疾患が考えられます。」とのことでした。
そこから、私は同じ大学病院内にある小児科に送られ、診察を受けることになります。
そこではっきりと「起立性調節障害」と診断され、服薬による治療が開始されました。余談ですが、本人の実感として薬が効いたと思うようなことはほとんどありませんでした(先生、ごめんなさい)。

病気の辛さ

起立性調節障害という病気は、というか一般的に病気というものは、病気そのものの辛さ以上の心理的負担があるということを身をもって理解しました。自殺の理由の上位に「健康についての悩み」が上がってくるのも納得です。いくら周りの人が心配してくれていても、それにこたえられるわけではないこと。勉強や受験みたいに頑張れば結果が出るものではない。みんなの前では多少無理をしても本当はつらいこと、それをわかってもらえないこと。そんな私にやさしくしてくれるみんなも、本当は明るくしている私を見て「本当は元気なんじゃん」と思っているのかなと疑心暗鬼になること。
こんな風に悩むことが溢れて気持ちが疲れてしまいました。
学校生活については1年生の1学期2学期はほとんど休みなく過ごせていたので、「3学期は来れる日だけ来たらいいよ」と担任からのお墨付きがあり、その点ではストレスはありませんでした。
私は、1年生の1月から2年生の4月まで、部活を休部しました。
いっそやめてしまおうかとも考えましたが、私には諦められませんでした。
私は、ダンスがしたくてこの高校に入りました。ダンスが大好きでした。
やめずに何とか参加したいと思いました。だけど体はついてきませんでした。

2年生

学校は欠席もありましたが、この時はそれほど多く休んでいた記憶はありません。薬は飲んでいましたが聞いている感じもなく、水を飲むこと、むくまないようにするなど最低限の対策をとっていました。修学旅行や文化祭などの行事にも参加しました。(それも、「学校来てないのに。」とか思われてるんかなとストレスになるのですが)
2年生は結果的には進級できたのですが、『担任と合わない問題』が発生し、そこも少しストレスのもとになってしまいました。(先生ごめん笑)
では次回『第4話、先生と馬が合わず、気まずい』事件でお会いしましょう。



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