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農業で体力勝負をしない!

農業は、外仕事で力仕事で『男の仕事』というイメージが強い方が多いかと思いますが、必ずしもそうではないです。

体力勝負をすれば、必ず人手不足、高齢化社会、デジタル化社会から取り残されるでしょう。では、体力勝負をしない方法として私が考えていることとしては、3点ございます。
①    暑い時間の外作業を避ける
②    収穫に追われない予定づくり
③    反収を上げて、単価を下げない仕組みづくり
それぞれで、私の意見を簡単に述べます。

①    暑い時間の外作業を避ける
農業で特に体力が必要となるのが、暑い夏の外作業です。熱中症警戒アラートが発生され、危険な暑さがある日本の夏ですが、暑い時間を避けることで体力勝負にはなりません。
早朝日の出とともに外作業を開始して、午前中に終わらせる。
一日に何度も収穫のある夏野菜では、同じようにはいかないかもしれませんが…
外仕事は涼しい時間に終わらせ、クーラーの効いた部屋で選別や梱包作業をすれば、かなり体力的に余裕が出ます。

②    収穫に追われない予定づくり
これが一番大事だと思います。収穫=収入につながるので、収穫できるのであれば1日中収穫に追われ、夜に選別して、と収穫に追われる日々になります。
これでは体は休まりません。計画的な収穫スケジュールが、体力の余裕を作りだします。外仕事だけが農業ではなく、いかに効率を上げるか、売り先を作っていくか、農地をどう広げて活用していくか、計画が重要だと思います。

③    反収を上げて、単価を下げない仕組みづくり
反収UPは、農業で稼ぐ上で最も重要なことの一つです。しかし、それが体力勝負になっていては、今後につながりません。継続的に反収を上げるために投資をしていくことが重要であります。それは、設備、人材問わず投資をすべきだと思います。
また、反収を上げても単価が下がっては儲かりません。単価を維持しつつ、収量を上げていく仕組みをつくることも大事だと思います。

以上、農業新参者の個人的な意見を記事にいたしました。
コメントいただけると幸いです。

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