読書の秋
久しぶりに本を読んでみる。中高生の頃は学校が休みになると一日中本屋さんで買った小説を貪ってた。現実世界で起こること何もかも置き去りにして小説の世界に入り浸った。そうしないと自分の心を保てないから。そうしないと家族・友人・進路の生きずらさで心が疲れ粉々に壊れるから。
大学生になると小説の世界に入り浸ること激減。小説を本屋さんで買うことも激減した。毎日毎日レポートとゼミの資料作成に追われ読む本がレポート、ゼミに関係する参考書。いつの間に小説の世界を置き去りにした。現実世界に入り浸ることが多くなった。
久しぶりに本を読んでみる。今日は小中学生の頃に買った児童文学を読んでみる。読み始めは思い出に花を咲かせる。クスッと笑みが零れる。クライマックスに近づくにつれ、涙が幾重にも流れた。児童文学の一頁をぽたぽたりと濡らした。滲んだ。「何故涙が流れる?」「昔は涙が流れなかったのに」読者である自分が大人へと成長したから?大切な宝ものをこの児童文学に置き去りにしたから?
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