お正月の一コマ
一月一日。午前七時。寒々とした朝。点火されたストーブの前でぬくぬくと温まる。ぬくぬくしながら深夜〇時に届いたLINEを確認。どの友人・先輩・後輩からも「あけましておめでとう」「昨年はお世話になりました」「今年もよろしくお願いします」一人一人語尾・口調を変えながら返事をする。「あけおめ」「今年もよろしくお願いします」全員分に返信したのと同時に母親から「お雑煮出来たよ」声を掛けられる。母親に「明けましておめでとう」「今年もよろしく」挨拶をし食卓にあるお雑煮を食べる。手を合わせ「いただきます」
ホカホカ湯気のお雑煮には優しい白味噌の味。具材は正月限定の紅い人参。一口サイズの鶏肉。透明な大根。そして、まん丸なお餅が二個。どれも昔から変わらぬもの。変わってほしくない。お雑煮が身体に染みる。お雑煮を食べている瞬間が好き。あっという間に食べ終え名残惜しい。寂しい。また両手を合わせ「ごちそうさまでした」
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