見出し画像

人を傷つけた人間は幸せになれないのか?傷つけられた人間は幸せになるのか?

人を傷つけたら幸せになれない?
私は、彼女を傷つけました。
彼女に失望されて結婚を目前に振られました。
何であんなことをしたんだろうと毎日自分を責めました。
SNS上では、私のような男性は「クズ男・こんな男は別れた方が良い男10選」といった形でまとめられて多くの方から共感をもらっているようです。
そんな私は一生幸せになれないのでしょうか?

人を傷つけても幸せになっている人はいる。
女遊びがひどかったあいつが家庭を持って落ち着いた。
社内で不倫ばっかしてた女が幸せそう。
元暴走族が大企業の社長に。
世間では、人を傷つけて、人に恨まれるようなことをしても幸せになっている人たちは沢山います。
むしろ、感動エピソードのように賞賛さえされています、理不尽に感じることさえあります。
一方で不倫していたやつは一生治らない、ろくな人生を送らない、このような話もよく見ます。
違いはいったいなんなのでしょう。

そもそも人を傷つけない人はいない。
積極的に悪意を持って他人を傷つけるようなことをこの記事では、もちろん推奨していません。
ただ、恋愛で幸せになっても、不幸になっても、
仕事が成功しても、失敗しても、
きっと誰かを傷つけています。
好きな人と付き合ったことで誰かの恋愛が終わったかもしれません。
レギュラーを勝ち取ったことで試合に出れなかったものがいます。
契約を勝ち取ったことで潰れる会社があるかもしれません。
得るものがあれば、失うものもあります。

幸せになる人の違い。
個人的な見解ですが、幸せになる人は失敗を真摯に反省して二度と繰り返さない覚悟があるかだと思います。
浮気をしてしまった人も、仕事で大失敗をしてしまった人も、法を犯してしまった人も…
失敗を他人のせいにしたり、運がわるかった程度にしか考えられない人は、何度も繰り返しますし、しっかり反省して次に生かすことができた人は、成長につながります。
人は結局どんなに本を読んでも、ネットから知識を得ても、自分が痛い目に合わないと成長しないのだと思います。

他人を恨み・呪うことの虚しさ。
略奪愛をして結婚したあの二人はろくな人生にならない。
他人を犠牲にして偉くなったあいつに必ず不幸が返ってくる。
私を傷つけたあいつは一生不幸なまま。
一時的に溜飲が下がるかもしれませんが、そんな黒い感情を抱えて、相手を呪って、相手が失敗するのを喜んで…
なんか自分が嫌なやつに思えてきます。
嫌な奴に限ってその人の近況がずっと気になりませんか?
振られた当時は、私も彼女を恨みました。
逆恨みかもしれません、
彼女を嫌いになる理由を探していたのかもしれません。
私を振ったことを後悔してほしかったのかもしれません。
泣いて、落ち込んで、恨んで、呪って、最後に残った感情…
それは感謝でした。
出会ってくれたこと、大切なことを教えてくれたこと…
今でも思い出すことはありますが、彼女の幸せだけを祈っています。

自分を責めすぎない。
冒頭で述べた通り、私は彼女を傷つけて毎日自分を責めました。
うつのような状態になり、カウンセリングも受けました。
その時にカウンセラーから言われた言葉
「あなたの話を聞きましたが、あなたが思っているほど悪いことをしたのでしょうか?辛かったのはあなたではないですか?」
この言葉をかけられたとき、私の感情が爆発し、涙が止まらなくなってしまい、泣きじゃくっていました。
私がもっと相手の気持ちを理解していれば…
私があの時に違和感に気付いていれば…
もう十分反省した人もいるんじゃないですか?
それ以上自分を責めるのはやめませんか?

他人と比べない自分の人生を。
傷つけた人は一生傷つけた代償に怯えながら生きないといけないのでしょうか。
傷つけられた人は傷ついたと泣きながら一生を恨んで生きないといけないのでしょうか。
それはきっと誰も望んでいません。
私も素敵な経験が出来たと今はかみしめて…
それでも時には気分が落ち込みながら…
行ったり来たりしながら前を向いて歩いていきたいと思います。

#失恋
#復縁
#傷つけた
#傷つけられた
#幸せ
#不幸
#立ち直り方



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?