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【グルメ】峠の釜飯〜駅弁のイメージを変えた理由とは…

GWに長野へ向けて上信越自動車をドライブしていて最初の休憩場所で立ち寄ったのが横川サービスエリア(下り)です。ここに寄ろうと決めていた理由はそう「峠の釜めし」を朝食がわりに食べるのを楽しみにしていました。(SA到着 5/4日9:40)

長ネギ?下仁田にも近いですからね😀
横川サービスエリア(下り線)、奥には上り線の方が見える

峠の釜めしとは

販売する荻野屋おぎのやさん(群馬県安中市)は信越本線の「横川駅」開業とともに創業され駅構内でお弁当やお菓子などを販売されてました。昭和32年当時の社長さんが考案した「峠の釜めし」を昭和33年2月1日横川駅で販売開始。旅客の口コミで評判を呼び有名誌(Wikipediaでは文藝春秋と記載)の掲載を機に大ヒットしました。全国区の知名度となって久しく、直営店だけでなくデパートやスーパーの駅弁まつりで購入することもできて何度も食べてますが、その縁となる横川に立ち寄りたかったんです。

こちらの建物の中で販売されてます


中に入ってすぐ右手にある販売ブース


峠の釜めし早速購入しました!

箸袋に日本最古の駅弁店ともあります。当時それまで"駅弁といえば折り詰め"という常識を破って、4代目社長 高見澤みねじさんが旅行者からヒアリングを重ね、また社員とともに開発して完成させたものだそう。その最大の特徴は陶器製の器を使用していてその保温性匂いが移らないという点が旅行者の要望だった「暖かい」「楽しい」という要望を満たしていたそうですネ。(Wikipedia「峠の釜めし」を一部要約させてもらいました)消費期限は当日18:00と記載。

峠の釜めし1,300円(税込)
釜の上には厚さ5mmほどの素焼きの蓋に文字
どこか懐かしい駅弁というイメージが定着
お先に香の物はプラスチック容器に
キュウリ漬け、ごぼう漬け、子ナス漬け、
小梅漬け、わさび漬け

そして釜めしをOPEN〜いただきます!

は直径140mm、高さ85mm、重量725gの益子焼です。あの栃木県の益子焼ですね。

じゃじゃーん
具材がたっぷり、綺麗に敷き詰められてます
美味しそう〜🤤
横にも上薬りの光沢に横川駅の刻印

具材は鶏肉・さきがけ牛蒡ごぼう・椎茸・筍・ウズラの卵・グリーンピース・紅しょうが・栗・杏

味付けは上記の具材を煮込んだ醤油の風味がして食欲をそそり、どんどん食べ進んでいけます。

感 想
程よい甘さで炊き込まれた具材とご飯がベストマッチしてとにかく美味です。特に鶏肉と椎茸は甘味を閉じ込めてたのかよく沁みている、また歯応えのいい筍、好きなウズラの卵、紅一点の杏はこんなに合うのかと思うくらい自然です。色取りにも気を配った具材の配置なんでしょうね。

何故か「杏」を撮影
ウズラの卵
あっという間に完食
ごちそうさまでした

食べ終わった釜(容器)は、不要な場合はおぎのやさんの店舗に持ち込めば回収してくれます。また、ご存知だと思いますが、この釜は持ち帰れば家庭でも1合のご飯を炊くことができる優れ物。

今回は再利用されるこちらの回収ボックスへ

今年で66周年だそうです

荻野屋さんのHPを拝見すると釜めしを起点にした商品が広がり、様々な活動もされています。私が通勤で使用するJR有楽町駅にも一杯飲みながら具材を食べるショップがありました。

時代は変わっても安定して日本人に合う味付けは変わらないんですねぇ。これからもお世話になりたいと思います。

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