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娘に金融教育をしてみたいと思う。家計基礎編

こんにちは!「共学共伝の会」主宰の石原です。

娘に教えておきたいと思っている金融教育について、自分の失敗を絡めて書いてみたいと思います。
高校生になったぐらいにこの記事を読んでもらえたらいいな。

書いていたら長くなってしまったので、数回に分けて投稿します。
今回は家計の基礎編です。

本日の目次です。

お金の基本

金融の話をする前に家計に関するお金の基本を少し。

家計を考えたときに基本的なお金の流れは
収入:家計に入ってくるお金
支出:家計から出ていくお金
貯金:ここでは月々の貯金額として考えます。
   貯金の総和を貯蓄額とします。

毎月のお金の流れを下記のように考えてください。
収入ー貯金=支出+貯金

収入から一定の貯金を引いたものから支出することを考えましょう。
さらに残ったものを貯金しましょう。

収入ー支出=貯金 
の考え方では収入が多いと財布のひもも緩みがちになりますので、なかなか貯金が出来ません。
まず、貯金をして残ったものの中で支出を抑えるように気を引き締めてください。

支出を見直す

貯金が出来ないと悩む場合は支出の見直しを行います。

「支出を見直す」と漠然と考えて、必要なことを削って、生活の満足度を落とす長続きしません。
下記のように考えて無駄をあぶりだしましょう。

下記の項目に分けて考えています。
支出=生活費+投資+浪費

生活費:生活の維持に必要な出費。食費、住宅費等
投資:自分の成長や金融商品など将来の成長のタネとなる出費
浪費:余暇や趣味など人生の楽しみにつながる出費

削減の優先順位は 浪費 > 投資 > 生活費 です。

ですが、この3つの出費も人によってとらえ方が異なる場合もあります。
下記の図のようにそれぞれの領域が被っているところがあります。
・無駄に広い家に一人で住むのは生活費?浪費?
・資格を無駄にいっぱい取るのは投資?浪費? などなど

その出費はどこになるのかな?

生活費の中でも工夫をすることで出費額を抑えることも出来ます。
将来の自分を想像をしながら、家族の中で話をして、不要なものを見極めていくことが大切だと思います。

収入を増やす

支出の見直しの次は収入を増やすことを考えましょう。

収入も項目に分けて考えましょう。
収入=労働所得+不労所得

労働所得:労働の対価と得る収入。 給与(会社員)、利益(自営業)
不労所得:資金を元手にして得る収入。株式投資、不動産投資

労働収入

労働所得を増やすためには社内での昇格・昇給、転職によるキャリアップ、副業によるダブルワークなどがあります。
労働所得=自分のスキル・知識 × 労働時間 と考えればいいでしょう。自分のスキルや知識を磨いたり・増やしたりして自分の価値を上げること、評価される場所に売り込むことが必要となります。

労働収入を増やすためにも、
今の仕事に真剣に打ち込み業務の中でスキルを伸ばしたり、
勉強して知識を増やす・資格を取得する
ことを頑張りましょう。

自分の価値が上がれば、社内で評価されて昇格・昇給したり、転職によりキャリアップもしやすくなるはずです。
まずは自分の価値を高めましょう!


不労収入

不労所得は資金を元手に株式投資、不動産投資などを行うことで利益を稼ぐ方法です。
手元の資金が大きければ、稼げる利益も大きくなります。
しかし、確実の利益が出る保証が無いため、損をする可能性もあります。

資金の調達方法は下記のものが考えられます。
➀コツコツ貯金をして資金を貯める
②親からの資産を受け継ぐ
③借金をして作る

➀が一番健全で確実の方法でしょう。まずは家計を見直し自由に使える貯蓄額を増やしましょう。
②はいつでも自由にとはいかないので、運の要素があります。あてにするのはやめましょう。
③はお勧めしません。回避した方がいいでしょう。私はこの失敗をしました。(次回の記事で記載します)

金融投資について考える

(次回の内容の入りを少しだけ。予告編みたいな感じで。)

不労収入=金融投資です。
金融投資は利益を得る可能性もありますが、損をする可能性もあります。
どのような危険性があるかをよく理解してから実施することが必要です。

私はいろいろ失敗してきました。
金融投資の基本を知っていれば、回避できた失敗ばかりです。
基本を押さえて、慌てず、冷静に資産運用してください。

金融投資の種類とリスクの意味

まず金融の種類です。
【ハイリスク】
株式投資、FX(外貨為替取引)、先物取引・オプション取引
【ミドルリスク】
投資信託、外貨貯金、不動産投資
【ローリスク】
債権、貯蓄型生命保険

金融における「リスク」とは「不確実性」との意味です。
損失でも利益でも不確実なことが起こる可能性はリスクに含まれます。

「ハイリスク」=儲かるもしくは損する可能性が高い
となります。要は損失と利益の振れ幅が大きいということです。
基本を守らないと大損することもあります。実際やりました(泣)

「リスク無し」=不確実なことは起きない=利益も損失も無い。
銀行での預金は金額が減ることはありませんが、金利も極度に低いです。
ほぼ「リスク無し」なので損することも無いので安心です。
しかし、今の世の中を見ると物価は上がっています。
物価が上がっても預金が増えないのは、保有する資産の価値が相対的に減っていることになります。保有する資産を銀行に預けるだけではじり貧になっていくでしょう。

適切なリスクで資金を運用することで、老後の生活に役立つ可能性は高くなります。自分の資金の使い方などを考えて、金融投資を選ぶ必要があります。

次回は金融投資の基本的な考え方と私の失敗談を紹介します。

中途半端な記事ですが、次回をお楽しみに~。

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