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詩のようなもの

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詩、ポエム、独り言。 過去作がほとんどです。 小説書くのに疲れたら書いてみようかな? (次の話の覚え書き的な書き方をするかもしれません)
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2024年7月の記事一覧

【詩】夏空ふぉとぐらふ

【詩】夏空ふぉとぐらふ

あなたのいない何度目かの夏
恋人たちの海には近づけず
家族連れのプールの水は
心にあまりにも冷たくて
ひとり山で空を見上げていた

この空の向こうに
あなたはいるの?
どうているの?
誰かの隣にいるの?
ボクの隣にはまだあなたの気配

照りつける太陽で目が痛い
涙が出るのは
太陽が眩しすぎるから
あなたもボクには眩しすぎたんだ
心はしぼんでいくのに
膨らむ積乱雲
ゲリラ豪雨に打ち付けられたボクは

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