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バレンタイン一句②短歌4首+コナンのパロディ


新しい世界のアダムとイヴになろ知恵の実入りのチョコをあなたへ


新しい世界のアダムとイヴになろ知恵の実入りのチョコをあなたへ
 

干からびた河童の皿に降る慈雨のようにあなたのチョコは優しい


干からびた河童の皿に降る慈雨のようにあなたのチョコは優しい

永遠の少女が投げたそのチョコは未来永劫僕を貫く

 
永遠の少女が投げたそのチョコは未来永劫僕を貫く


 おまけ


いつの日か哀が愛へと変わる日がくるかなビターチョコは嫌いよ

 名探偵コナン妄想パロディ

ジン「あのガキの正体が工藤新一だってことはとうに分かってる。毛利探偵事務所の蘭という女。あいつを捕まえればヤツは手も足も出なくなる」
ウォッカ「チェックメイトですね。アニキ」
ジン「ああ、だがその前にねずみを一匹始末してこい」
ウォッカ「へい。まさかあのガキがシェリーだったとは」
ジン「シェリー、これで終わりだ。おまえを守ってくれるナイトはもうどこにもいないからな」


 黒ずくめの組織との最終決戦
ジンの策略により工藤新一をおびき出すため毛利蘭は拉致されてしまう。
焦るコナン…。
一方灰原哀は街でウォッカを見かけ単独で尾行するが逆に捕えられ監禁されてしまう。
それに気づいたコナンが取った行動は…。


 手錠で繋がれ気を失った灰原を抱き起こすコナン。
「おい、しっかりしろ灰原。今助けてやるからな」
「…ん、…工藤君?なんで…ここにいるの?」
「オメ~を助けにきたに決まってるだろ」
「バカッ。早く蘭さんを助けに行きなさいよ。私なんか後回しでいいのに」
「バーロ。後回しなんか出来るかよ。オメ~は一番大切な仲間なんだ。それに蘭なら新一兄ちゃんが助けに行ってる」
「やめてよ。そんな冗談聞きたくないわ。私が今どんな気持ちでいるか分かる?蘭さんを助ける手掛かりになると思ってウォッカを尾行したのに、逆に捕まって足手まといになって。それなのにあなたは助けに来てくれて…。最高にみじめよ」 
ぽろぽろと涙を流す灰原。
「バーロー。何度も言わせるんじゃねえよ。オレが一番大切なのは灰原、オメ~だ。それに新一兄ちゃんが蘭を助けに行ったのは本当だ。高校生探偵工藤新一と小学生探偵江戸川コナンは別人でずっと二人一役を演じてたのさ。ヤツらの目を欺くために」
「え?嘘でしょ!?それじゃあ工藤新一は?」
「新一兄ちゃんはずっと姿を隠して黒ずくめの組織を追ってたのさ。普段はロスに潜伏してた」
「……なんだ…そうだったのね。私はてっきりあなたは蘭さんのことがずっと好きだと思っていたわ」
「わりぃな。敵を欺くにはまず味方から。オメ~の気持ちは何となく気づいてたよ」
「それじゃ工藤いえ江戸川君、あなたは…?」
「ああ、オレもずっとオメ~のことが…」
そのとき突然室内に設置されたスピーカーから変声器で変えられた声が流れはじめた。
「ふははははは。まさかこの私をここまで騙す探偵が現れるなんてな。ジンに命じて君をずっと観察していたが今の今まで気づかなかったよ」
「この声は、まさか!?」
「ああ、ヤツらのボスだ」
怯えてコナンに抱きつく灰原。
「安心しろ灰原。ヤツの正体はすでに分かってる」
「ほう。今その部屋は完全に私の監視下にある。君には手も足も出ないはずだがずいぶん余裕があるじゃないか」
「ああ、おまえは正体はすでに分かっているからな。今ごろ服部とジョディ先生がFBIと一緒にロスのおまえの自宅を包囲してるはずだ」
「なるほど。つまり私は袋のねずみという訳か。それでは聞かせてもらおう。私の正体を…」
「黒づくめの組織の名前はナイトバロン。そしてそのボスの正体は工藤新一の父親であり、著名な推理小説家である工藤優作、おまえだ!!」



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