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本日の自転車活動 Zwift - Zwift Academy : Workout 1 | Explosive 30s in Richmond 2023年11月14日

距離:21.74km
時間:42:53
速度:30.4km/h
平均心拍:130bpm
最大心拍:175bpm
平均パワー:164W
最大パワー:178W
平均ケイデンス:99rpm
最大ケイデンス:142rpm
獲得標高:182m
カロリー:406kcal

  今日もZwiftでのトレーニングである。昨日に引き続き、自宅の中でトレーニングを行なっていく。自宅トレーニングのメリットとしてはやはり身だしなみに気を使わなくてもいいというところが1番大きいだろうか。私は基本的に他人の目というものを気にしないタイプの人間ではあるのだが、流石に寝巻きで外に出たり、髪の毛ボサボサでウロウロしたりする勇気はない。だからこそ身だしなみそのものを気にしなくてもいいZwiftは最高である。欲を言えばランニングもしたいところであるが、流石にランニングはメインスポーツではないし、それにランニングマシンは邪魔だと思う。ただいくら走ってもずっと同じ場所で走り続けられるランニングマシーンは好きな器具である。いつか大金持ちにでもなったら導入しよう。(いや、多分しないだろう。)

  さて、だいぶ外れてしまったが、本題へ。今回のZwiftでのトレーニングはもちろん、現在絶賛開催中の「Zwift Academy」である。元々はあまり目の向けられていなかった女性ローディに目を向けるために始められたものらしいのだが、それが男性にも向くようになってきた。やはり原因は昨年のツールでのJ・ヴァインの活躍にあると思う。
  彼は本当にZwift出身でこのトレーニングを行なったところを主催者であるAlpecinからスカウトされ、あれよあれよという間にツールの山岳ステージで優勝するまでに至った。本当に彗星の如く現れた存在である。あの時の感動はいまだに忘れることはない。それくらい実況の人が困惑していたことだけを覚えている。
  そんなZwiftきってのメイントレーニングイベントにどうしてこれまで参加していなかったのかというと、それは時間が長いからである。私はまだ学生の身分で学校に行かねばならない。しかも朝早くに、である。そのため長い時間トレーニングができなかった。そこに持ってきて1時間半以上のメニューが普通にあるのでかなり時間的余裕がなければやり切ることはできない。仮にできたのだとしても時間がカツカツの中行っているので常に後の予定を気にしなければならない。そんな中でトレーニングはしたくはない。だからこそ今までなかなか手が出ずにいた。しかし最近は時間的余裕が生まれ始めてきたために、ようやく重い腰を上げて取り組む気になった。本来であれば最初はレースをするところなのかもしれないが、Zwift上でのレースはあまり得意ではないので、この「Workout 1 | Explosive 30s」をすることにした。

  このワークアウト、走る前のZwiftの選択画面上ではかなり優しそうなものに思えた。と言うのも、ワークアウト後半がほとんど灰色で埋め尽くされていたからだ。よくわからない、と言う人に向けて説明すると、Zwiftは強度によって色がわかりやすく変わるのである。

  具体的にはこれを見てもらうといい。灰色は最も低強度のL1。青色が次のL2、緑色がL3、黄色がL4、オレンジ色がL5、赤色がL6、となっている。つまり灰色が多めにあるということは、それだけ低強度が長い時間続くと言うことであり、結果楽であると言うことだ。だからこそ最初の方は楽ができると思っていた、いたのだがそうではなかった。

https://whatsonzwift.com/workouts/zwift-academy-2023/longer-workouts-1-explosive-30s  より

  そんなExplosive 30s はこのようになっている。内容としてはウォーミングアップがてら6分間の段階的にレベルの上がる走りをさせられる。そのあと単発的なスプリントが2回。そしてやってくるフリーライド。このフリーライドの瞬間だけは手を抜くも抜かないも自由。しかしここで頑張るか否かで真価が試される、そんなワークアウトであった。

 では私はどうであったのか、というと一言で言えば「手を抜かず頑張った」と言える。わざわざこのワークアウトを選んだのだからサボるのは意味のないことだとも思っていたが、それ以上に昨日出し切った状態で今日はサボりますだと、せっかくの宣言の意味がまるっきりなくなってしまうと危惧したからであった。もちろん写真にあるように、フリーライドのところを明らかに赤で強調してL5以上は出してくださいと言わんばかりだったことも一因ではある。しかし手を抜こうと思えばいくらでも手を抜くことができたのにも関わらず、こうやって出し切ることができたのは本当にいい経験になったと思う。
 それこそ昔ながらの考えと言われるかも知れないが、あまり努力というものは他人にわかるものではないと思う。結局のところやったか、やらなかったかは結果でしかわからないし、他人はそのわかりやすい結果だけでしか自分を判断してくれないのである。よく「自分を信じろ」などと言われるが、自分を信じるのではなく自分がやってきた努力を信じるべきなのだ。努力は簡単に裏切りはするが、積み重ねたものが一瞬で消え去りはしない。大部分を無くしたのだとしても、一部は必ず残るようにできている。そうやって日々全力で積み重ねていくことの大切さ、他人が見ていないところでも手を抜かず精一杯を出すことの重要性を学べただけでも非常に大きな価値があったと思う。

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