【山奥２】多分僕の話

　山奥さんの投稿に呼応するのは暇だからではありません。そうしなければいけないのです。（#2）

　僕には自分の能力を過信する癖があります。ある集団では常に自分が優れているものだと思い込んでしまいます。相手を見下す癖ともいえるのでしょうか。相手の秀でた能力を目の当たりにした瞬間、どっと衝撃を受け、僕はまた自己優勢の思い込みに浸っていたのだと思い知らされます。これを何度も繰り返すものですから、もうどうしようもないし、どうにでもなるわと、投げやりになるのです。だから繰り返すのでしょう。

　自分のこのいい加減さは、逆に自分らしくもあっていいと思うのですが、どうもそう単純ではないようです。友達ほどの関係ならまだ他人と割り切っていいものを、僕が気にしている人にとっては割り切りたくてもほっておけないそうです。人の話をきかないとか、落ち着きがないとか、ああ言えばこう言うだとか、僕にとっては誉め言葉でも、相手にとっては迷惑被ったことの文句なので、それすら聞かない僕を嫌になって当然です。泣きながらうったえられたときには、さすがにどうにかしようと思ったのですが、どうもそれが僕の原動力らしく、なくては寝もできません。眠たくなれば寝ます。マ、僕は僕です。曲げたくないことは曲げたくないんです。

4696a4bisさんの画像をお借りしました。シンプルで好きです。