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『アムリタの饗宴』……なるべくネタバレに配慮したい映画感想文

わたしは意図せずネタバレを踏んでしまった事があります。

嗚呼もう!悔しひ!なんでそれ書いちゃう訳!!

そんなあなたに送る、徒然なるままに、なるべくネタバレに配慮したい映画感想文です。

飽く迄も個人的見解でございます。
故に、参考にはなりません。
( ´ 。•ω•。)っドゾー


声優さん相変わらず豪華

アムリタの饗宴

『アムリタの饗宴』は、ドラマ「MOZU」のイラスト・アニメーションなどを手掛けたアニメーション作家、坂本サクが監督・アニメーション・原作・脚本・音楽をこなし、一人で制作した長編アニメ映画デビュー作『アラーニェの虫籠』(花澤香菜C.V.)の前日譚を描く新作アニメーション映画。新たな主人公、女子高生の「たまひ」が様々な怪異や未知の恐怖に襲われる。前作を見ていても、見ていなくても楽しめる内容で、衝撃的なホラー・エンタテインメント・ムービーとなっている。前作『アラーニェの虫籠』では、その卓越した技術で世界を驚かせた坂本サクが今回も、監督・アニメーション・原作・脚本・音楽を手掛け、再びたった一人でのアニメーション映画制作に挑戦している(声優のアフレコと音響効果以外の、作品のすべてを一人で制作)。

あつぎのえいがかんkikiより


前回の記事、『アラーニェの虫籠』についてはこちらへどうぞ。


「アラーニェの虫籠」をわくわくしながら見終えたわたしは、そのまま「アムリタの饗宴」をポチりました。

Amazon Primeで550円のレンタル。即ポチ。

アラーニェから5年の月日が経ち、絵柄も変わり、アニメーションの動きも格段に滑らかになっています。

前回よりも複雑な動きがスムーズに描かれています。

ざっくりした内容としては、アラーニェの前日譚ですが、アラーニェを未見の方でも楽しめるとのことです。

しかし、本作は劇場公開時にアラーニェと2本立ての同時上映作品になっており

できればアラーニェ→アムリタの順で視聴されると、より世界感を堪能できると思います。

たった1人の制作の強みとしては、世界観の統一が引き続き感じられることだと思います。

続編になると、映像と音楽が合わないことがある中、監督が音楽も手がけているため、物語の世界を崩さず最後まで楽しむことができました。

キャラクターの作画は、個人的にはアラーニェの方が好みですが、アムリタではより複雑な作りが目立ち

「すご…」と語彙力も失い( ˆ꒳​ˆ; )

観ているうちに寒い部屋でもなんだか高揚して、着ていたフリースもいらなくなりましたw

一枚絵の美しさよ

個人的に感じることは、日本ではクリエイターへの敬意が薄い方が結構いらっしゃるのかもしれません。

拘り抜いて練られた個人製作の作品に対して、多額の潤沢な資金で制作された商業作品と同等に比較することは何か違うのではないでしょうか。

これからもクリエイター活動を拘って制作を続けていただきたいですね。

次回作、『カラビ・ヤゥの隙間』も楽しみにしています。

カラビ・ヤゥについては、ナタリーでも紹介されてます。

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