頭に来ることがあったので聞いていただきたい。 私、母、姉の三人でお茶をしていた時のこと。 姉が「報告があります」と立ち上がった。 立ち上がったその身体が、いつもより大きい感じがした。 何を言うかと思えば、「息子が生まれることもあり、人生を見つめ直した。改めて、ホテルの支配人を目指すことにした」と言った。 姉がどんな人生を送ろうが勝手ではある。 ただ、経済的に頼りにならない弟としては、安定している姉であることが望ましいというのはある。 問題はそこではない。息子が
大人になったと感じるときはどんなときだろう。 お酒が飲めるようになったとき。選挙へ行ったとき。子どもの頃には手が出せなかった、値段の高いものを買ったとき。色々あるだろうが、私は、恥ずかしくなくなったときに、大人になったなと感じる。 十年くらい前だろうか。とある百貨店のポイントカードを作ろうと、窓口を訪れた。その際、「住所はどちらですか?」と尋ねられた。このような場合、身分証明書を出すのが普通だと思うが、私はその聞かれ方から、口頭で答えた。もちろん不思議に思ったさ。で
私はよく夢を見る。寝ているときに見るアレである。 (自称)ロングスリーパーで、寝ている時間が長いからよく見るのかもしれない。 今後もその夢について書いていきたいと思っているので、『①』ということである。 2月1日 杉本彩さんが出てきた。彼女から、こんなことを言われた。 「(その人に)見合った格好をしないと痛々しい」 私は普段から、現在の年齢を受け入れられないで生きている。 残念ながら、1年に1度は齢を重ねるし、年々、1年の速度が速くなっているとも感じている。睡眠の時
結婚、とりわけ改姓について考えてみた。 これまで私は、自分の姓にこだわりがなかった。 下の名前に由来するあだ名にこそアイデンティティを感じていたものの、 名前全体にはそこまで愛着がない。 現状の日本では、結婚(法律婚)をする場合、どちらかの姓に統一しなければならない。だから私は、相手の名字を名乗ろうと思っていた。 こだわりがないというのもそうだし、自分の名字がつまらないと感じていたのもある。さらには、男性で苗字を変えるという希少性も欲しかった。 以上は、ぼんやりと考
オーソドックスというのは、大切である。 私がこのことに気が付いたのは、2020年2月のことだった。 新型コロナウイルスが猛威を振るう直前。国内でも一桁だったが、感染が確認されていたころ。私は友人と広島へ行った。 お好み焼きを食べたり、原爆資料館へ行ったり、宮島へ行ったり、THE初めての広島旅行。 1日目に行く予定だった原爆資料館だったが、閉館時間を過ぎてしまっていけなかったことも(2日目にずらす)、2日目に行った厳島神社の大鳥居が改修工事中だったことも、もしかし
あまり忘れ物をしなかった私だが、疲れなのか、うっかりなのか、最近忘れ物が目立つ。「断じて、老化などではない!」ということは、先にきっぱりと言っておきたい。 先日、交通系ICカードを忘れた。 出勤は徒歩なので困りはしないのだが、タイムカードを押すときに必要なのだ。制服に着替えた後、気が付いた。 勤め始めて結構経つが、初めてのこと(たぶん)。忘れてしまったことを申請すれば問題ないので、困るというほどではなかった。 これだけならば私も気にしないし、noteに投稿もしな
【グリンピース】をご存じだろうか? on the シューマイしているアレのことではなく、遊びの方。 ジャンケンの発展形の遊びとでも言おうか。 「グリンピース」という掛け声とともに、『グー』か『チョキ』か『パー』を出す。 ジャンケンの勝敗に倣い、勝った方が自分の出した手に「リン」を付けて二回言った後、新しく出した手にまた「リン」を付ける。 「グリン、グリン、チョリン」といった具合だ。(パーの場合は、パリンとなる) ここでまた「リン」を言う方を選出するフェーズが発生する。
先日、健康診断へ行った。自分自身のため(備忘録)と、これから行こうとしている人へ役に立てばという思いで反省点を記す。 1つ目の反省点。真夏の真っ昼間に予約を入れたのは間違いだった。 空腹の時間は長いし、暑い中外を歩くのは億劫。 そのクリニックが駅直結だったことは、ありがたかった。 2つ目の反省点。もっと水分を摂っておくべきだった。 決して水分を控えていたわけではない。頻繁にトイレへ行っていたわけでもない。 採尿の段になり、全然出ないことに焦った。 出たて
我が家は取っ手が外せるタイプのフライパンを使っている。 と言っても、パンは一つしか使っていないため、ほとんど外さない。洗う時に外すくらいで、しかも面倒だからそのまま洗うことの方が多い。これぞ、宝の持ち腐れ。 しかも最近、取っ手に不具合を感じることが多くなってきたため、より外さない。セットした時に、「カチッ」と言ってくれないのだ。これは怖い。 「万が一にも調理中に外れたら……」。そう想像しつつも、面倒くさがりの私は、「まぁ大丈夫でしょう」と流していた。 ドラマや映
注意・汚い話をするつもりは毛頭ないけれど、トイレでの話なので、お嫌いな方はお引き取りください。 私は自動洗浄トイレが嫌いだ。 センサーだかなんだかで、勝手に流しれくれちゃうアレである。 私は個室しか利用しない。というのも立ってするのが苦手だから。 あれは小学5年生くらいのときだったか。立ち小便器で用を足したとき、ふと気づくと履いていたズボンがびしょ濡れになっていた。跳ね返ってくるなんて聞いていない。その後のことは記憶が飛んでいる。 このことがトラウマで、以降個室
私はよく賭けを行ってしまう。 と言っても、パチンコとか競馬とか、そういう類のものではなく、 例えば「電車の発車時刻まであと2分。走ってギリ乗れるかだけど……」 というようなもの。 先日、ホテルに宿泊した。 夜ご飯を食べに外出し、コンビニでおやつを買って部屋へと戻る。 思い返せば、なぜこの時に、飲み物を買わなかったのか。 部屋へと帰ってきた私は喉が渇いていた。ラーメンを食べたからだろうか。部屋に置いてあるケトルで水道水を沸かした。 マズイ。フィッシュフライについてく
ツイていない日は、とことんついていない。 その日、渋谷へ行った。ちょっとした記念日だったので、おいしいものを食べるために。電車でも行けるのだが、混雑してそうな渋谷駅に近づきたくなかったので、バスで行くことにする。しかし、家を出てちょっと行ったところにあるバス停から乗るためには、間もなく出なければならない。だがまだ支度は出来ていない。とりあえず支度にとりかかる。着替えて、身だしなみを整えて、お金を持って。 そして再びバスを調べる。すると、家を出て結構行ったところのバス