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異彩

空気が薄かったんだ
この胸が苦しかったのさ
すかさず窓開けて
風の匂いをかいだんだ
また夏も終わりはじめて
ちいさな穴を覗いても
ナンにも視えなかった
ときのように
かなしくなったんだから
この部屋でせまい暮らし
異彩をいくらはなっても
誰にもきこえない声で
素敵な歌を見つけてる

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