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寄り添うということ

お相手の方のお話、お悩みをきくときに、苦しみ、悲しみの渦中から救い出さないといけない、気づきがあってほしい、自信をもってほしいと、思い続けていた。そうすると、気づきがないとき救いだせない時は私自身も苦しくなっていた。
でも初めて、寄り添い、受容するということがどういうことかわかった気がする。
内側の感情から本当に理解し、そばに寄り添ってくれたとき、「そのままでいいんだよ」と言ってくれたとき、はじめて人は自分自身を受け入れることができる。
何も気づきもなくていい、悲しみの渦中から抜け出そうとしなくてもいい、
今そのままの姿をそのまま受け入れ、感情を理解することが共感。
受容、共感ができたときにはじめて一致する。

これまで寄り添いができていなかった。
ポジティブに考えなければならないと思い続けてきた自分がどこかにいる。
同じ位置に一緒にいて、同じ感情を理解することが本来の傾聴という意味だと思う。

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