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#18 不登校がオンライン授業をしてみた。実際にやってみて、考えたこと

小4次男と小6長男が、先日オンラインで授業に参加した。
方法としては、
 ・Googleのclassroomのmeetをつかい、教室の授業風景を自宅から見ること。

やってみて、見えたこと。

【 始まりの時間に合うように、支度をすることの難しさ 】
 →親である私は、日中仕事へ出る。
 →meetがあること、meetをお願いすることは学校へ、朝の欠席連絡の際にするが、始まりの時間に間に合うようにパソコンを開くのは、子どもたち自身に任せる。
 →「忘れた」「遅れちゃった」「途中からだった」になることが多い。

【 自宅で参加している子どもの意識 】
  オンラインで授業を受ければ、勝手にちょっとしたゴールを達成した気でいた。(どうしてだ?学校の授業を聞く、ことがゴールの認識だったのかもしれない)
 ・なぜ?オンラインmeetをするのか : 理由 WHY?
 ・meetをつなぐことで、どうしたいのか? :目的 WHAT?

この二つの部分を、十分に考えること、学校へ登校をしないことを選ぶ長男、次男それぞれと一緒に考えることが大切だ、と気づいた。

【 WHY?と WHAT?が大切な理由 】
今の私が考える答えは、こうだ。
・「教育を受ける」ことの一つの手段に、「学校へ登校する」→「授業に参加する」ことがある。(登校すれば、授業に参加することになることが多いから)
・「学校へ登校しない」ことで、「授業に参加できない」「教育を受けられない」になってはいけない。→自宅にいても「授業に参加する」にはどうすれば?を考えると、思いつく手段の一つが「オンライン:meetの授業参加」になる、と考えた。

【 教育を受ける 】
 ・授業に参加する
 ・学校へ行く
 ・オンラインで授業を見る
 ・自宅で家庭学習に取り組む
  →自宅学習の難しさは、時間が乏しいことだ。日中は仕事のため、子どもと関わることができない。帰宅後、夕飯後の1時間程度で子どもたちと学習を一緒にしたい、と思えど、学校と同量をこなすことは到底不可能。

 学校へ行く、行ってしまえば、半強制的に「学習する環境が整えられる」。←この仕組みって、すごい(良い・悪いの話ではない)。
 不登校の子どもたちが「教育を受ける」って、今の社会の仕組みだと、親がコーディネートしていく必要がありすぎて、考えることが多いな、と思った。

 【 オンライン授業のスモールステップ3つ 】
1・約束した時間に、オンラインに参加することができる。:始まりから終わりまで、画面をつけておくことができる。
2・授業の話を聞くことができる。
3・画面越しに、課題に取り組んだり、友達と交流したりすることができる。

単純にオンライン授業に参加する、って学校へお願いをしたけれど、分解すると、授業への参加の仕方にも、たくさんのステップ、段階、小さな目標がある。
すんなり、3の課題に取り組むことができる日もあれば、1の時間に気づかずにすっぽかしてしまう日もあるだろう。できたことを、子どもと共に喜び、できなかったときには、どうすれば良かったか振り返りを一緒にして(ここで叱っちゃだめだよな。「どうしてしてないの!」「忘れちゃダメだよ!」とか。時間を管理することは、大人でも難しいことだから、時間を意識できる仕組みを親側から様々アドバイスできるようになりたい)、ちょっとずつ、学びに触れる機会をもちたいな。



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