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確定申告で所得税の申告やってみた結果(ビットコイン、株、投信、FX、CFD、ふるさと納税)

どうも~!IT系のおっさんでございます。

今日は、人生初の確定申告で所得税の申告が完了したので、来年に向けて、忘れないように、段取りとかについて、メモしておこうかと思います。

マイナンバーカードの取得

これは前年に事前にやっておきました。ついでにマイナポイント2万円分も回収済みです。その時の話はこちら。

ICカードリーダライタの購入

スマホのうち、対応機種であれば、ICカードリーダライタを購入する必要はありませんが、私のは前年に買ったばかりのやつでしたが、国内メーカーでもなく、海外メーカーのサムスンのGalaxyとかのメジャーなやつでもなかったせいか、対応してなくて、しゃあなく、ICカードリーダライタを購入してありました。これは、マイナポイントを全部回収するにも必要になるやつです。この話については、やはり、こちらに書いてあります。

マイナポータルと連携

ここから先は「国税庁 確定申告書等作成コーナー」ってサイトから作業を進めます。
https://www.keisan.nta.go.jp/kyoutu/ky/sm/top

連携はテキトーにやっておいてください。画面のガイドの通りにやるだけです。

事前設定

事前設定では、マイナポータル以外に、年金とか保険とか、証券会社、ふるさと納税とか、データの取得元になる色んなところと連携処理ができる、というやつです。やれるだけ一通り全部やったんですけど、私、給与所得者でして、所得税の申告をするだけなんで、そんなに色々やる必要なかったみたいです。実質的に事前設定で他サイトと連携して使ったのは、ふるさと納税のデータだけです。

ふるさと納税の仲介をやってる、ふるさとチョイスって会社のサイトで連携用のXMLをダウンロードしましたが、それを使ったんだったかは、忘れました。事前設定側から飛んでやっただけな気も。。(記憶が曖昧)

ふるさと納税は全額、泉佐野市のやつだったんですけど、泉佐野市側とも連携したような。。

XMLをダウンロードする際は、1~3日かかることもあるので、事前にやっておいたほうがいいと思います。使ったかどうか忘れましたけど。。

青色や白色ではなく赤色(所得税)

YouTubeとかで、青色とか白色とかの解説してる人が居たりしますけど、私には関係なかったです。所得税の申告だけだからです。青や白は会社とかやってる人とか、フリーランスの人とかがやるらしいです。会社やってても規模小さければ、白色で十分って話も聞きました。

源泉徴収票

事前に会社でもらっておきます。確か、年明けぐらいに、社内の人事系のサイトで勝手に交付されてました。それを自宅に持って来て、使った感じです。

特定口座年間取引報告書

株や投資信託の収支が記載された書類です。これ、証券会社側で取得しておきます。ちなみに、私は源泉徴収ありです。

注意点としては、SBI証券って、デフォルトの設定が、書面での交付になってるんですよね。SBI証券からしょっちゅう、紙が届いてる方、いらっしゃると思いますけど、それ、電子交付に変更できます。電子にしておけば、「紙どこ行ったー?」って探す必要ないです。特定口座年間取引報告書に限らず、全部、電子にしといたほうがいいと思います。SBI証券の画面だと、画面右上の「口座管理」⇒「電子交付書面」っていうところでできると思います。

私は、既に紙で交付された後だったので、紙を見てやることになりました。でも、XMLでなければ、結局、手で転記する点は同じです。とは言え、ネットで登録ができて、紙に手書きする必要ないのはラクですけどね。

電子交付の方は、証券会社のサイト側がメンテナンス中の時間帯とかもあるので、見れる時に、あらかじめ取っておいたほうがスムーズです。

SBI証券だと年末に交付されてました。会社によってはXMLで交付してくれるところもあるのかもしれないですが、SBIだと、現状、XMLはおそらく無いと思われます(私の認識)。

NISA

NISAは非課税って話なので、特定口座年間取引報告書には載ってないと思われます。特定口座でもないですしね。というわけで、NISAについては確定申告では、完全スルー、無かったものとして、処理してあります。問題ないはず。。

FX年間損益報告書

これも、FX会社のサイト側で、メンテナンス中の時間帯を避けて、事前に取得しておくといいです。SBI証券の場合だと、FX(SBI証券の場合は店頭FX)のサイトに飛ぶと、画面上部の報告書って所から見れます。

ちなみに、私は、今後は、店頭FXはやめる予定なので、次回以降は、住信SBIネット銀行のほうの、くりっく365(取引所FX)を使う予定です。取引所FXのほうが、公的機関が絡んでるので、なんとなく安心かな?みたいなのがあります。それに通貨ペアが多かったりしますしね。

CFD年間取引報告書

CFDは、私の場合は、正式には「取引所株価指数証拠金取引」ですね。人によっては、株価指数だけでなく、商品先物指数とかを扱ってる人も居るんでしょう。これも、CFD会社のサイト側で、メンテナンス中の時間帯を避けて、事前に取得しておくといいです。

SBI証券の場合だと、CFD(SBI証券の場合は取引所CFD/くりっく株365)のサイトに飛ぶと、画面上部の「口座管理」⇒「報告書閲覧」って所から見れます。

仮想通貨の損益計算

色々と便利な計算方法とか連携方法とか、あるのかもしれませんけど、私の場合は、Excelを使った手計算でした。いくらで買ったものを、いくらで売ったのか、が分かればOKです。

いくらで買ったか?は、計算方法が2種類あって、移動平均法と総平均法です。どっちでもいいらしいですが、1回使い始めたら、それでずっと統一してやっていく必要があるそうです。どっちか分からない場合は、税務署はデフォルトでは総平均法を想定するらしいです。

というわけで、私は総平均法でやってみました。総平均法のほうが、たぶん、計算が簡単ですね。会計ソフトとか使えば、どっちでも行けるんでしょうけど、自動処理とか、連携処理とかができてなくて、手計算しないといけないケースが出て来ることも考えたら、簡単なほうがいいかな、ってなりました。

総平均法だと、年ごとに、買うのに使ったお金(円)の総額を、買った総量で割って、ビットコインであれば、1 BTCあたりの購入価格を出すっていう感じですね。だから、購入価格は年ごとに決まるってことですね。その都度変動しないってことなので、分かりやすく簡単です。

移動平均法なのか、総平均法なのかで、年単位での損益はちょっと変わったりしますが、一生分の損益については、どっちで計算しても変わらないそうです。

私の場合は2018年に買ったやつだったので、2018年の購入価格を総平均法で計算して、それを使いました。私はbitflyerで買ったんですけど、2018年の取引データも全部残ってたので、今になってから、さかのぼって計算することができました。

海外の怪しいサイトとかだと購入履歴が残ってないこともあると思います。私も草コインをそういう所で買っちゃって、記録が残ってないので、後で損失確定した時に、それだけの損失が本当に出たのか、税務署が怪しいと思って調べようとしても、記録が無いので、私がウソついてることにもなりえますからね。

今後、ビットコインとかで儲かった時に、利益から草コインの損失を控除できるように、草コインの損失も同じ年度に確定したいなと思っているのですが、ウソついたことにされて、追徴課税とかされたら怖いので、どうしようかな?っていうところではあります。税理士に聞いたほうがいいのかな?まぁ、とにかく、仮想通貨の売買は、なるべく、国内の大きな取引所でやったほうがイイ、ってことですね。

収入金額・所得金額の入力⇒総合課税の所得⇒配当所得

ハイ、ここから、また、国税庁のサイトの話に戻ります。見出しの「⇒」で書いてるのは、左から、画面名⇒入力欄⇒入力項目、みたいな並びを意味してます。

で、さっそく、配当についてなんですけど、ここには自分では入力してなくて、下の「分離課税の所得⇒株式等の譲渡所得等」で、「特定口座年間取引報告書」のデータを手動で転記した結果、こちらの配当の欄に自動で反映されたと思います。反映されたら、一応、内容を確認しておきます。

あ、ちなみに、私の場合、配当が総合課税と分離課税に分かれてますが、おそらく、総合課税になってるのは、外貨建てMMFを買った時の、為替差益じゃないかと思われます(たぶん?)。分離課税になってるのは、株やETFの配当ってことです。

収入金額・所得金額の入力⇒総合課税の所得⇒給与所得

これは、源泉徴収票を見ながら転記します。

収入金額・所得金額の入力⇒総合課税の所得⇒雑所得⇒その他⇒暗号資産

ここには、あらかじめ計算しておいた、ビットコインの購入価格と、売却価格を入力することで、損益が算出されました。

収入金額・所得金額の入力⇒分離課税の所得⇒株式等の譲渡所得等

ここでは「特定口座年間取引報告書」のデータを手動で転記した結果、株や投資信託の損益が算出されました。

収入金額・所得金額の入力⇒分離課税の所得⇒上場株式等に係る配当所得等

これは、すぐ上の「分離課税の所得⇒株式等の譲渡所得等」で「特定口座年間取引報告書」のデータを転記したら、こちらにも反映されたと思います。一応、内容を確認しておきます。

収入金額・所得金額の入力⇒分離課税の所得⇒先物取引に係る雑所得等

ここでは、FXやCFDの損益を、事前に取得しておいた報告書を見て記入します。損益額を書くだけなので、とても簡単ですが、枚数とか取得日とかは書く必要ないらしいです。それを書くのは、CFDとかではなくて、日経平均先物とかなんだと思われます。

また、「種類」ってところに、どう書くかは割と自由みたいです。YouTubeで見たら、税理士さんは「外国為替証拠金取引」とかって書いてましたが、某トレーダーさんとかは「GMOクリック証券(CFD取引分)」とかって書いてました。これは、そのYouTubeの画面です。

税理士さんは「外国為替証拠金取引」を会社ごとに複数並べたりもしてました。種類が同じものが複数あってもいいようです。でも、後々、税務署から何か指摘とかあった際に、応対がやりやすくなりそうなので、それぞれ、どれがどれなのか、分かりやすくしたほうがいいのかもしれません。

ちなみに、私は、FX(SBI証券口座分)、CFD(SBI証券口座分)などと書きました。

損失の繰り越し

すぐ上の「分離課税の所得⇒先物取引に係る雑所得等」では、損失を繰り越すことができます。例えば、前年に50万マイナスだったら、それをここに記入することで、50万が利益から控除される、ということになりますね。私も、2022年は、FXとCFDがマイナスだったので、2023年分では繰り越し、やろうと思います。3年後まで繰り越せるようです。

あと、株や投資信託でも、損失は3年繰り越せるようです。ただ、株や投資信託については、どこでやるんだっけ?って今になって思ってます。

あるYouTuberは、損失の繰り越しはなるべく利用しないほうがいい、と言ってましたね。面倒らしいです。「分離課税の所得⇒先物取引に係る雑所得等」を見るだけでは、それほど面倒な感じしないですけどね。。損失の繰り越しをやらずにどうやるか?なんですけど、両建てとかを使って、年末に片方のポジションを決済して、プラスになるようにするとか、そういう手を使ってでも、繰り越しはしないほうがいい、と言ってましたね。どう面倒なのかが分からないので、現状、なんとも言えないですが。。

所得控除⇒医療費控除

私は、ここ、入力してないですが、セルフメディケーション税制云々の紙を会社で毎年もらってるんですけど、それをここに書けるらしいです。次からはよく見ておきます。紙がどこに行ったか分からなくなったので、2022年は無しとなりました。

所得控除⇒社会保険料控除

これは、「総合課税の所得⇒給与所得」の所で、源泉徴収票を転記したので、こちらにも反映された、とかだったかな?記憶が曖昧です。とにかく、確認はします。

所得控除⇒生命保険料控除

これも、「総合課税の所得⇒給与所得」の所で、源泉徴収票を転記したので、こちらにも反映された、とかだったかな?記憶が曖昧です。とにかく、確認はします。

所得控除⇒寄附金控除

これは、事前に、ふるさと納税のサイトとか、泉佐野市のサイトとかのデータを連携する画面のデータがそのまま反映されてましたね。確認もします。ちなみに、納税額から2000円引かれてますけど、それは間違いではなく、2000円は手数料として自腹になるらしいです。

税額控除・その他の項目の入力⇒外国税額控除等

これは、確か、「分離課税の所得⇒株式等の譲渡所得等」で「特定口座年間取引報告書」のデータを転記したやつが、反映されてたと思います。たぶん、外貨建てMMFとかのやつです。

税額控除・その他の項目の入力⇒本年分で差し引く繰越損失額

「分離課税の所得⇒先物取引に係る雑所得等」とかで、損失の繰り越し額を記入しておけば、ここに反映されるようです。私は今回は無いですね。

納税額決定

ここまでやって、晴れて、納税額決定となります。納税って、最初はイヤだったんですけど、ここまで面倒なことをやったゴール、となると、納税できて、むしろ、嬉しい、みたいな感じになります。意外ですけど。。私の場合は、源泉徴収票に書かれてた税額にかなり近い額が出ました。源泉徴収票のほうで引かれたのと別に収める額の話だと思うので、つまりは、納税額が今年は2倍近くになった、ということかな、と思います。

振替納税(銀行振込)

ここに来るまでの途中で納税方法が選べたのですが、私は、振替納税(銀行振込)にしてました。でも、このままだと、振替依頼書を銀行窓口に持って行かないといけないんです。それは面倒でしょう。

そしたら、納税額決定後の画面で、振替納税がオンラインでできるっていう案内がありました。

あれ?でも、納税方法を選ぶ画面でオンライン選んでなければ、ダメなんじゃないの?って思ったんですが、戻って見てみると、納税方法を選ぶ際は、オンラインか否かの2パターンあるわけではなかったです。つまり、振替納税を、この段階になって、オンラインでもできる、ということなんでしょう。ダイレクトバンキングの設定を銀行側で、私はとっくの昔にやってたので、すぐに、振替依頼の処理のほう、完了できました。

あ、それと、振替納税(銀行振込)を選ぶ画面では、銀行に届け出た住所と、納税者の住所が同じかどうかも聞かれました。たぶん、同じだと思うけどなぁ?と思いつつも、不安だったので、ダイレクトバンキングで念のため、確認しようとしたら、メンテ時間で、また1晩待たされたので、事前に確認しておくのが、スムーズだろうとは思います。

ちなみに、納税方法は、他にも、クレジットやコンビニなどがありました。

納税の際にポイントGET?

それと、うまくやれば、ポイントとか付かないの?って思ったんですが、PayPayだと、PayPayマネーで払った時しか付かないらしいです。それって、マイナポイントでもらうやつですからね。普通にチャージしてもPayPayマネーにならないですからね。

また、クレジットカードだとポイントが付いたりしますが、税金の場合、決済手数料を国が負担してくれなくて、自分持ちになります。納税額にもよりますが、500円とかかかってしまうので、ポイント付いても微妙かもしれません。

そういうマイナスな話なしにポイントGETするには、セブンイレブンのnanacoがイイ、って話は聞きました。nanacoだと、チャージする際に0.5%付くらしいんですが、セブンイレブンでは決済手数料がかからないので、チャージの時の0.5%がそのままもらえるってことになりますね。とは言え、私の場合だと、今年だと、やっぱり、そのポイントが付いても500円ぐらいにしかならないので、普段全然使ってないnanacoを準備するのは面倒かな、と思い、今回はスルーするつもりです。

おわりに

いや~、年末年始からずっとこれが気になってまして、やっと、終わって、肩の荷が下りました。来年以降は、2回目ってことになりますし、ここに、ハマったポイントとかまとめられたので、もっとスムーズになるとは思います。

めでたし、めでたし~♪

では、また♪

参考にした動画 その1

税理士さんの動画です。

参考にした動画 その2

トレーダーと思われる人の動画です。損失繰越が面倒ってことはこの動画で聞きました。どう面倒なのかは不明です。ちょっと画面が古いかもしれませんが、ほぼ同じです。

参考にした動画 その3

税理士さんの動画です。規模が小さければ、青色でなく、白色申告で十分って話です。私にはどっちも関係ないですが。。ホリエモンとかも白で十分とか、青なら税理士に丸投げがいいとか言ってますね。青だと複式簿記での記帳が義務らしいので、それもハードルですね。

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