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【続いてる写経 1004日め】〜海外の神社はどこにある?

お正月4日めにして、やっと少しのんびりとした氣分になりました。
前日、カナダ留学中のYさんとオンラインでおしゃべり。他の留学生仲間とカウントダウンをやった〜など、向こうでの年末の話を聞きました。

こちらは終夜運転で初詣に行ったと話したら、
「そう言えば、カナダに神社ないのかなあ?」とカナダにも神社はあるのかと疑問が湧きました。

で、海外にある神社を調べてみました。

有名なのはハワイにある出雲大社様の分社ですね。

ここは海外で一番古い神社で、多数いた日系移民への、神道布教のために建てられたそうです。

授与品の英語表記が可愛い。
絵馬の大国様はサーフィンしてますぜ!現地対応ばっちりですね。

ハワイには他に金毘羅様と太宰府天満宮の分祠もあるそうです。

注目はここの御朱印。

絵柄はパイナップル、ウミガメ、ハイビスカス、サーフボード、ダイヤモンドヘッドなどなど、ハワイ度満点!

干支の動物キャラTシャツもなかなか楽しげです。

ハワイ土産として、ここのお守りやTシャツ、お土産に結構喜ばれそうです。

他にも椿大神社様の分社がワシントンDCにあります
これが本土初の神社なのだそうです。

ここに祀られている神様は、本家同様猿田彦大神、天鈿女命(あめのうずめのみこと)、天照大神、宇賀之魂神 (うかのみたまのかみ)、さらに、北アメリカの守護神としてアメリカ国土国魂神(こくどくにたまのかみ)、それに合氣道の神として天之村雲九鬼さむはら竜王だそうです。

アメリカ国土の神様を創造?したのかしらん。地場の神様を祀っているのですね。さらに合氣道の神様もおわする。
これはご神職をつとめているアメリカ人の方が、合氣道を学んだことから神道に興味を持ち、本宮で神主の資格を得たからだそうです。

合氣道など、武道は海外で人気ありますからね〜。
面白いご由緒だと思いました。

あとはヨーロッパ初の神社として、三重県松坂市の水屋神社の分祠がフランス、ブルゴーニュ地方ラ・モンターニュ村に和光神社(わこうじんじゃ)として2006年建立されたそうです。

しかも、真言宗寺院・光明院の境内社として建立された神社とのこと。神仏分離どころか神仏習合がヨーロッパで実現している!面白いですね。

椿大神社様や、水屋神社様の建立ケースは現地の人が神道に興味をもったからこそ。
欧米ではキリスト教など一神教の信者が多く、多神道の日本の神道とは神様に対する考え方が全然異なる土壌。

日本の文化面だけでなく、宗教面も支持する行動は、よほどの思い入れがないとできないのではないでしょうか。

というわけで、Yちゃん、残念ながら、カナダに神社はなかったわ…。
ワシントンまで南下、もしくは日本に向かって遥拝してね〜❗️


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