【2022年】美術館巡りメモ
この記事は@curry_dddが2022年に行った美術館・美術展の備忘録です。
ただおもしろそうなものを見て時間をつぶすのが好きなだけで、ちゃんとした美術の知識は全然ないです。中学校の美術の時間に読んだ教科書と資料集ぐらい。すべて個人の感想です。
2022年1月
Futures In-Sight展(21_21 DESIGN SIGHT)
めちゃめちゃ文字読ませるね!!という展示だった。
ポンペイ(東京国立博物館)
出土品がたくさん見られて満足。
2022年2月
奇想のモード(東京都庭園美術館)
シュルレアリスムやダダの表現が現代のモードファッションにどう反映されているのか?みたいなテーマだったと思う。
新館はとにかくアヴァンギャルドな靴の展示と暗闇で光り輝くドレスが印象的でした。
クリスチャン・マークレー トランスレーティング[翻訳する](都東京都現代美術館)
映像の部屋が良かった。
2022年3月
宝石 地球がうみだすキセキ(国立科学博物館)
めーちゃめちゃ混んでた。展示のいっこいっこが基本めちゃ小さいのでしょうがないんだろうけど……。
いまさら気づいたんだけど「地球がうみだすキセキ」って奇跡と輝石をかけてる?
Chim↑Pom展:ハッピースプリング(森美術館)
なんか森美術館がホストクラブの協賛を断ったらアーティスト名が変わるみたいなやつやってましたね。ボリュームがあって良かった。森美術館の空間を上下2層に分けるとかアリなんだ!?とびっくりした。
2022年4月
上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー(三菱一号館美術館)
テキスタイルあんまり興味なかったんだけど実際に見たらすごい良いものばかりだった。配置と配色のセンスがよすぎ。何を食うとこういう色彩感覚が身につくの?
4月後半から5月中旬までは、デザインフェスタの準備が佳境だったこともありあまり美術館に行けていないようだった。
2022年5月
惑星ザムザ(小高製本工業株式会社 跡地)
美術館やギャラリーではなくて、かつて製本工場だった会社の跡地のビルを使った展示イベント。難解。
デザインフェスタvol.55(東京ビッグサイト)
出展してました。
2022年6月
吉阪隆正展 ひげから地球へ、パノラみる(東京都現代美術館)
建築分かったらもっと面白かったんだと思う。
ゲルハルト・リヒター展(東京国立近代美術館)
難しかった。
ボテロ展 ふくよかな魔法(Bunkamura ザ・ミュージアム)
会期ギリギリで滑り込み。想像よりずっと作品が大きくて可愛かった。
2022年7月
地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング(森美術館)
マスク越しでもわかるぐらいに匂いのある展示が複数あって印象的だった。マスク生活していると周囲の空気の匂いに物理的に鈍感になるなと感じていたので嗅覚が呼び覚まされる展示は気持ちよかった。目や耳以外の感覚を美術館で使うと面白い。
7月後半から8月は関西コミティア用の新刊作成のために図書館に通いまくっており、あんまり美術館に行っていない。
2022年8月
特別展アリスーへんてこりん、へんてこりんな世界ー(森アーツセンターギャラリー)
めっちゃ混んでた。挿絵の版画の展示とかだと作品のサイズが小さいのでどうしても混んじゃうよね…。
2022年9月
ライアン・ガンダー われらの時代のサイン(東京オペラシティアートギャラリー)
隠しミッキーみたいなノリで会場のすみっことかに小さな作品がひょいっと置かれていた。たぶん見逃した作品もいくつかあるような気がする。
作者がかいたくしゃくしゃになった手紙をお土産にして帰った。
ルートヴィヒ美術館展(国立新美術館)
これが市民コレクターたちの集大成なの、すご!となった。
寄贈した人や年代が書かれた透明なアクリルプレートが静謐な感じで良かった。
TOPコレクション メメント・モリと写真 (東京都写真美術館)
写真美術はまったく分からないんだけどたまたま恵比寿に来た時に見た。
アンディ・ウォーホル・キョウト(京都市京セラ美術館)
建物がカッコよくてテンションが上がった。ボリュームはそんなになくてサクッと見れる展示だった。
たまたま訪れた日にサブカルフェア?みたいなのをやっていて、会場近くの広場でコスプレイヤーさんとかオタゲー集団とかが舞い踊っておりたいへんゆかいだった。
Homō loquēns 「しゃべるヒト」(国立民族学博物館)
前々から見に行きたかったみんぱく。関西はなかなか来ないから…と欲張って特別展示も見た。
常設展で時間を使いすぎてさら〜っとしか見れなかったのが心残り。音声や映像の展示が充実していて、時間さえあればもっとじっくり見たかった。
ちなみに関西コミティアは台風が直撃したので参加せずに帰りました。
2022年10月
李禹煥(国立新美術館)
でかくて重そうな作品がたくさんあって面白かった。ガラス板が割れてるやつとか搬出大変そう。
オモコロで記事になっていた。
宮城壮太郎展 使えるもの、美しいもの(世田谷美術館)
よく見たことのある作品がぴしっと並んでいて面白かった。アスクルのPBシリーズをとおしでデザインするのとかめっちゃ大変そう。
自分のデザインが津々浦々のオフィスに配備されて、うっかり使いにくいデザインにしちゃったらTwitterとかでタラタラ不満言われるのかな〜とか思うとプレッシャーすごすぎてやりたくない。すごい仕事だ。
この辺から11月中旬まで、またまたデザフェスの準備で忙しくなる。
2022年11月
イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき(Bunkamura ザ・ミュージアム)
各デザイナーにフォーカスしているのが良かった。割と混んでた。
イッタラ、ふんわりおしゃれなイメージしかなかったけどガチ職人勢によるガチアイテムを大量に見ることでちょっと畏怖が生まれた。アニュアルキューブ高くてもしょうがないね。
旅と想像/創造 いつかあなたの旅になる(東京都庭園美術館)
旅をテーマに、朝香宮?の撮った写真がめっちゃ見れる。それと旅をテーマにした現代アート。前半はあんまり興味無いな〜と思った。リッチな建物はいついってもめちゃくちゃ良い。
デザインフェスタvol.56(東京ビッグサイト)
本年2回目。出展しました。
冨樫義博展 -PUZZLE-(森アーツセンターギャラリー)
へーメルエム死ぬところのぽやっとした感じホワイトなんだ〜とか、飛影vs時雨の勝負決まるところの見開きのアレの筆ペンガシャガシャ感すげーとか、印刷されるとよくわかんなくなっちゃうアナログ原稿の技みたいなのが見れたのがよかった。
「マンガ家はじめてセット」みたいなやつでアナログ画材の技法をちょっと知ってたのがよかったかも。楽しめた。
2022年12月
毒(東京都科学博物館)
めっちゃ混んでた。
大竹伸朗展(東京国立近代美術館)
ニューシャネルの人だよなというイメージしかなかったんだけれど、作風のよく似た小屋っぽい作品を横浜トリエンナーレで見たことを思い出した。
岡本太郎(東京都美術館)
ギリギリ駆け込みで入った。それなりに混んでいたけれど作品がでかいのでそんなにしんどい感じはしない。初期の作品との比較もできて楽しかった。
1月はちょっとダラダラしちゃったけど、2023年もいろいろ見るぞ!
とりあえずシーレとディオールはチケット取りました。楽しみ。
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