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オランダ語を習う

French/Dutch bilingualなベルギー。(ドイツ語圏もあるんだけど、ここでは除く)
Integration courseの一部として、Dutch classを取り、少しわかるようになりました。私にとって6言語目よん(すごくない?)。


せっかくベルギーに住んでいて、オランダ語側の大学に通っているからには、オランダ語もかじってみたいな、と思っていた。
そんなときに、大学経由でintegration courseを見つけた。

Integration courseに含まれているので、授業料は無料で、費用はなんと手数料の€10だけだった。
申し込みには学校に出向かなければならず、なかなかいいものが見つからなかったのだが、accelerated online courseに申し込み、週4日、1日2時間、を6週間続けることになった。
今学期暇だったからよかったものの、なかなかのcommitmentだった。それでも夕方までだったから、そのあとのFrench classとか(Dutch and Frenchという日が週に2日あった)、musicalなんかには支障がなかった。

Course

French classには一切宿題が出ず、先生もlaid back and fashioinableで、"今日はみんなでゲームをしましょう"という感じで進んでいくのだが、Dutch classは毎回宿題があり、テストも2回あった。
たくさんexercisesをやって、conversation groupsに分かれて質問しあう、というのをやったのだが、その内容が、

  • どこから来たの?

  • いくつ?

  • 仕事はしているの?

  • 結婚してる?

  • 子供はいる?

というもので、basicと言ってしまえばそうなのだが、これをお互いに何度も聞き合っているがために、だれが仕事を探している最中で、結婚していないけどpartnerと同棲していて、というのを、事細かく知ることになった。笑
私はといえば、すべてNo, というかんじで、ほっといてくれよ、と思った。

ちなみにベルギーのDutchはオランダとは違うし、小さい国だけど、場所によって方言もあるらしい。そして、"Orange juice"の言い方が、何通りもあるらしい。Orangeではなく、Chinese appleという言葉になるらしい…

People

Classmatesは、私のような学生は少なく、"partnerが仕事を見つけて着いてきて、仕事を探している"という人が多かった。年齢もだいたい一緒か少し上だった。

先生はFrenchと比べて厳しかった。性格もあるだろう。
「カメラは常にONにして」
「その言い方は失礼だから」
と、2回目から言うような人だった。ついでに二重あごだった。

この先生は、合わないな、好きじゃないな、と思っていた。
"I'm going to a bakery before my Dutch class. I don't like my teacher."
"That will pick you up."
なんてやりとりをhousematesとして、笑わせながら去ったこともあった。
このときは結構きていたのだが、group workがあったときに、
"I don't like these questions."
と言ったところ、2人とも笑ってくれた。日常使うもんじゃないしね、と。

Test

中間で、いわゆる中間テスト(そのまんまやな)があった。
しっかり勉強して臨んだところ、テストは難しくはなく、いつも通りだった。Onlineだから、単語を調べたりできちゃうところが、楽なのだが、学習という意味では微妙なんだろうな、と思う。

このtestが早く終わったので、予定を変更して、Leonidas outletからのboutiquesを見に行った。天気も良く、気分が良く、Dutch classもなんだか好きになった。

その後

6週間だけれど、終わるころには、できている人と苦戦している人の差が出ていた。そして、私はmusicalが忙しくなり、やっぱりこの先生合わんな…と再び思うようになった。Classは問題なくpassした。
次のlevelもintegration courseに含まれているので続けることになるのだが、学校がテスト期間だし、週4はきついし、今仕事を探していて必死に勉強する状況でもないということで、ひとまず休憩することにした。

やっている間は面倒だったのだが、たくさん喋ったしtestもあったので、レベルが1つ上のはずのフランス語よりも喋れるし聞き取れている気がする。Musicalで時々オランダ語が聞き取れるのは、なかなか楽しかった。

言語学習とは

で、最初に書いたんだけど、Dutchは私にとって6言語目である。
こうして短期間でもclassを取れば、少しはわかるようになるのだが、必要性がないとやはり力が入らない。お店で頼むくらいであれば英語で通じてしまうし、ベルギーに残ってFlandersで仕事をする!という意気込みがあるわけでもないし、少しくらいわかったからといってreturn on investmentが上がるわけでもない。かなりできれば仕事の機会も広がるのだろうが、少しわかるくらいでは変わらないので、incentiveにならない。なんじゃこりゃ、な文法やら発音やらを、覚えようという気にならないのである。

それが、総じて、言語というものであると思う。私は言語が得意なほうだと思うけれど(絶対音感で耳もいいしね)、このまま住む国の言語を学び続けていたら、数だけがやたらと増えてしまい、英語に費やす時間も減ってしまう…なんて考えながら、ひとまず休憩することにした。

ともあれ、やはり聞き取れるとか、読めるというのは、楽しいものなのだけど。

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