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脳や心臓より重要な臓器を強化し真の健康体に

心臓が止まれば心停止。脳が止まれば脳死と診断され、どちらも死を表しています。

しかし、それ以上に重要な臓器があります。それは【肝臓】です。この記事では肝臓の重要性を解説していきます。

知らなくても何の問題はありません。なぜならばほとんどの人が知らないことだからです。

けれど、知っておけば病気で苦しむ前に何とでもできる力が身に付きます。

あなた自身がどのような生き方を望んでいるのかによって、この先を見ていくかどうかを決めてください。


肝臓は沈黙していない

肝臓を使わずに生活するとうつ病になります。肝臓を使いすぎるとバーンアウト症候群に陥ります。

どちらも精神が崩壊したといえる状態を表します。

また、肝臓を使わずにいるとやがて声が出なくなります。肝臓を使いすぎると高血圧や動悸が発症します。

けれど、うつ病であれ、バーンアウト症候群であれ、声が出ない、高血圧や動悸のどれに遭遇しても、肝臓を立て直そうと思うことはないでしょう。

むしろ、病院で薬をもらって早目に治そうとするのではないでしょうか?

実際は、その薬を飲むことで肝臓のダメージはさらに膨らむことになります。

しかし、肝臓は、時間とともに復活するというトカゲのしっぽのような強さを持っている唯一無二の臓器です。

だからこそ、異常を感じにくいということから、【沈黙の臓器】などと呼ばれています。

とはいってもそう呼んでいるのは西洋医学の話。中医学からするとこれだけ自己表現豊かで最もわかりやすい臓器といっても過言ではありません?

それだけ重要な臓器ということをこちらの動画で知っておいてください。


肝臓の働きで寿命が決まる

肝臓と双子の関係にある腎臓。けれど、西洋医学では全く違う働き方をしていると考えています。

確かに働き方は全く違うのですが、肝臓は筋肉を表し、腎臓は骨を表します。

私たち人間が活動できるのはこの二つの力があってのことですよね?

筋肉を動かして骨を移動させることで歩いたり姿勢を変えたりできるわけです。

だからこそ、【肝腎要は肉体が身体の要】と考えているわけです。

要するに、肝臓を鍛えたい場合には腎臓を、腎臓を鍛えたいときには肝臓を鍛える必要があったりするわけです。

そうしなければバランスが取れません。骨がもろく筋肉が強ければあっという間に骨折します。

骨がぶっとく筋肉が華奢であれば、身体を動かすことができません。

しかも、腎臓や骨は寿命を表し、その寿命を生かすも殺すも肝臓次第となるわけです。


肝臓が性格を決める

肝臓は感情を表し、心臓は神経を表すという考え方もあります。

細かなところに気が付きつつ、感情表現豊かなのか、細かいところには何も感じることなく位置も冷静の反応ができるのか?

すべてはこの肝臓と心臓の働きで決まっています。肝臓が腎臓と双子関係のように、心臓と肺も双子の関係といえます。

【心肺機能】という言葉を聞いたことがあると思いますが、心臓と肺はいつでも共同作業を行っています。

心拍数と呼吸数はいつも同じように動いているときが正常反応です。

心拍数が多いのに呼吸数が少なかったり、呼吸数が異常に多いのに心臓の活動が少なければ危険性がある状態と考えられます。

それほど、心臓と肺と肝臓の働きということが重要になります。

特に【腹式呼吸】は横隔膜の呼吸法です。横隔膜は肝臓の上を覆っている筋肉です。

なので、いくら腹式呼吸をしようとしても、肝臓が固かったり動きが鈍かったら横隔膜は動けず、心肺機能も活動できません。

肝臓も心臓も連動するのは横隔膜が機能している間だけです。横隔膜が動いているときの活動が性格を決めてしまう。

そして、横隔膜が固まる前までの肝臓の使い方で性格が決まってしまいます。

なぜならば、筋肉が固まるのは肝臓の影響だからです。もちろん、一旦固まった横隔膜が緩むこともあります。

横隔膜を緩めるようにするには使うようにならないと緩みません。より大声で、より大きく呼吸するようになって初めて柔らかさが出てくるのです。


内臓のマッサージの起点が肝臓

上記でも話しましたが、肝臓の上には横隔膜があります。内臓を動かせる筋肉は多くなくすべての内臓に影響を出せる筋肉は横隔膜だけだったりします。

しかし、横隔膜を動かすためには最低限肝臓が柔らかいのが条件になります。

横隔膜を自由に動ける状態にすることができれば内臓レベルの問題はほとんど防ぐことができるわけです。

一方、横隔膜が弱い状態であれば、肝臓の話だけではなくすべての臓器が弱くなってしまうのです。

そういう意味でも、横隔膜を使い続ける環境が必要だと思います。しかし、残念ながら世の中は横隔膜を使わない方向に進んでいます。

隣の人との会話もLINEでこなし、昔のような長電話はなくなりLINEやメールで自由に会話を楽しむようになりました。

スポーツや音楽離れも理由の一つになっています。


横隔膜以外に肝臓を強化する方法

肝腎要、肝心要の中心でもある肝臓の強化は横隔膜だけのように感じてしまうので、ここで、肝臓を強化するポイントをお話しておこうと思います。

先に話しましたが、肝臓は筋肉を表しています。しかも、双子の兄弟である腎臓とのコンビは、【下半身の筋力】を表しています。

そういうことから、下半身の筋力強化が一つの可能性を秘めていることになります。

ところが、注意が必要です。あくまでも現時点で肝臓が弱いという前提から強化という話なので、筋力も同じところを強化しないといけません。

筋力が肝臓と同じところとはどのような筋肉を強化しなければならないのかというと【弱い筋肉】です。

肝臓が弱い前提ですので、筋肉も弱い筋肉です。普段運動している人は普段の動きで鍛えてしまうとポイントがずれてしまいます。

普段の動きで疲れないような動きになじんでいる筋肉なので、『普段動かない動きで意外と動けない動き』を探していかないとポイントがずれてしまいます。

その動きの中で最も動きのない筋肉が強化できるようになれば肝臓が強化出来た状態を手に入れることができます。


沈黙の臓器を強化することは簡単じゃない

肝臓を鍛えることはそう簡単ではありません。身体の中心が肝臓であるということなのですから、簡単に鍛えることができればそれこそ300歳まで生きれる人が大量発生してしまいます。

実際そうはなっていません。だからこそ、難しいことなのです。しかし、【難しい】ということは常識的な難しさではありません。

一般的な解釈は運動すればいいという話になります。普段運動している私はどうすればいい?という言葉も聞こえてきます。

でも、先ほど話したように重要なことは、【弱いところを強化する】ということ。

だからこそ、普段運動している人は不得意な動きを探し出さなければなりません。

むしろ一度も運動していない人ほど効果は実感しやすいのではないでしょうか?

普通に運動するだけですべての筋力が高まるのですから普通に肝臓も強化出来てしまいます。

だから、『運動しているのに肝臓は弱い』という人ほど常識感を取り除いていく必要がありそうです。


まとめ

生きている以上、脳より心臓より重要な臓器を知っておいた方が良い。だからこそ、沈黙の臓器といわれている肝臓。

しかし、意外なほど改善は簡単で、横隔膜か下半身の強化で肝臓を強化することができます。

肉体面でも精神面でも異常を感じている場合には、この記事を参考に何かを始められると幸いです。



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