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調査結果『日記:2024.4.19』

私はニートという何をやっても何も言われないこの環境を生かして、ある調査をしていた。今日は調査最終日で、結果がついに分かった。今日のトピックは何個もあるけれど、私が数日温めて話したかったのはこれだ。

自分のベストな睡眠時間を知ること。


4日間睡眠をやってみた。

母の好きな徹子の部屋に、睡眠学者の柳沢正史さんという方が出ていた。

睡眠に1番大事なのは睡眠量であること。自分に必要な睡眠時間はどれくらいかを把握することで脳のパフォーマンス力を高められるということを話していた。

一般的にベストな睡眠時間は7時間とされているけれど、本当にそうなのかといつも疑問に思っていた。
3時間では寝た心地がしないけれど、12時間寝た時は頭が枕に縫い付けられ、ベッドから起き上がることが出来なくなる程の頭痛に襲われた。でも3時間で良い人も、12時間必要な人もこの世にはいるはずだ。謎だ。そう思っていた。

4日間睡眠というのは、4日間連続で眠りたいだけ眠り、4晩目で寝た時間を、その人にとってベストな睡眠時間とする。という方法だ。

柳沢さんは、時間が取れる人は少ないかもしれないと話していた。だが今の私はめちゃくちゃ時間がある。「今やったらいいわ!!」と乗り気な母につられ、私は今週4日間睡眠をやってみた。


4日目の今日。私の睡眠時間は、約6時間だった。私にとってのベストな睡眠時間は6時間らしい。

今仕事をしていないからこれだけで済むのでは?と考えたりもしたが、私には「6時間睡眠」に心当たりがあった。

社会人として働いていた1年前の今頃。
私は幼少期から夜型人間として生を受けていたので、夜更かし自体を娯楽の一つだと捉えていた。

明日は何時に起きなきゃいけないから何時に寝なければいけない、明後日は遅番だから少し遅めでこれくらい。その基準にしていたのが「5時間睡眠」だったのだ。

最初はそれで上手くやれていた。「5時間眠ればいける」と何回か試して発見し、24時間のうちたった5時間を必ず睡眠時間にしていた。

だが、それでは足りなくなったのか交通機関での睡眠が必須になった。どの乗り物でも眠った。片道おおよそ1時間程の道のりを。
私はその時から「トータルで6時間寝なければいけない体だ」と自分自身に訴えかけていたのかもしれない。それに気付けず、休日は体力回復の為に寝たきりの生活をしていた。辛かっただろう、私。

平均というのはバラバラな結果をまとめただけであって、むしろ誰にも当てはまっていないものなのかもしれないと気付いた。私はニートをやっているおかげで、自分のベスト睡眠時間を知ることが出来た。

私はまた1つ、自分を知ることが出来た。成長、成長を感じた。

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