見出し画像

人間『2023.11.28』

久しぶりに寝坊した。

ニートなので起床時間が決まっていない。少し前からInstagramの投稿を同時刻に始めたくて、最低でも十二時に起きていた。
Instagramはこちら↓

でも最近は、予定が立て込んでいて、何時に起きるか家を出るかが決まっていた。

「何時に起きてくるか分からなくなる」と言われた私と父は、前日までに次の日の起床時間を記入することになった。

アンパンマンとかの、書いて消せるやつ。磁気ボードと言うのだろうか。去年くらいに導入された新制度を使って、私と父が半分に分けて書き込む。

今日の起床時間は、「父:8:00」「娘:8:15」だった。


「時間過ぎたよ」

母の声で目を覚ました。
時刻は8:30を過ぎていた。

急いで部屋を出ると、父と遭遇。
人間が三人もいるのに、誰も時間に間に合ってなかった。

「今日早いね」
「うん」

目覚めの良い私と父は、これくらいの会話なら容易だ。目覚めの悪い母は、その会話にも入れないくらい黙り込む。

でも私は、肯定以上に会話をしている場合ではなかった。面接の為に準備をしなければならない。
いつもなら外出出来る生物になるまでに一時間を要するのだが、そう言っていられない。家を出る目標時間は9:10。

いつも通りの動きを洗面台で成し遂げ、ダッシュで部屋に戻る。YouTubeを流してご飯を食べながらメイクをして着替えを用意する私。だが優先順位を考えて、致し方なく前半二つを断念した。
すると思ったより早く準備が終わった。寝起きが良い所はこういう所で発揮される。父に感謝しなければならない。

面接を終えた。無事間に合った。


今日は本を読む日と決めていた。なぜなら、明日本を返却しなければいけないのだ。

図書館に行った話はこちらから↓

十冊借りられるが、私の力では四冊が読める限界だと記した。

四冊どころか一冊も読めていない。今日急いで読まなければいけなかった。だが普通に日付は過ぎているし、明日は予定があるし、一冊が限界。黙って返すか、延長を打診してみようと思う。


久しぶりに本を読んでいたら、急な目の疲れがやってきた。
本を読むのが苦手な訳ではないが、文字を見る・読む機会が格段に少ない私は、文章の羅列で目玉の奥を押し潰されるような痛みに襲われる。それでも目は二つしか存在しないので、仕方なく酷使して本を読む。

そして読書感想文を書く。今日読んだ本はこちら↓

私はそこそこ影響されるタイプなのかもしれない。母親が録画していた、某アーティストのインタビューで「自分達らしさを忘れてはいけないけど、どんな物を受け入れてもらえるのかを知らなければいけない」と言っていたのを聞いた。

自分の作品を自分らしさだけではなく、好かれ方も重視しなければいけないのだと知った。

私は本を書くのは好きだけど、本を読むのは少し苦手だ。でもそれは食わず嫌いなのであって、読んでみたら視野は広がるわ、アイデアは思いつくわ、楽しいことばかり。

自分のことをもっと知りたいと思った。

この記事が参加している募集

#スキしてみて

527,181件

#読書感想文

189,831件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?