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七色煌めくロード ーときのそらお披露目生誕祭感想ー

2024年5月15日は我らがバーチャルアイドルときのそらちゃんのお誕生日ということで、毎年恒例のバースデーライブが開催され、豪華ゲストあり、お披露目もあり、ということで大いに盛り上がった。大変遅くなってしまったが、今回も感想を書いていこうと思う。

ライブのアーカイブはこちら!↓

なんとメンバー限定でアンコールも…!
こちらも見どころたっぷりだ!

そらちゃんによる振り返りはこちら!↓


Bible for her

まずは徳山秀典さん兄貴の『STILL TIME』をカバー。バックモニターに流れるMVは今回初お披露目だ。

なんと言ってもこの曲は『幻想魔伝 最遊記』の後期主題歌であり、『最遊記』と言えばそらちゃんにとってのバイブル!彼女にとって、語り出したら止まらないくらいに大好きな作品である。

そんな愛してやまない作品の主題歌を歌えて、そらちゃんホントに嬉しそう。男性ボーカルを歌うのは中々に難易度が高いようにも思えるが、そこは我らが歌姫ときのそら!低音を駆使して鮮やかに歌いこなすさまは流石の一言。カッコいいギターのサウンドも相まって、生歌で魅せてくれるぜ!
MVの悟空風のそらちゃんもカッコカワイイぞ!

私もそらちゃんに遠く及ばずとも多少は原作やアニメをかじっているので、懐かしい気持ちになった。というか、最初のアニメが20年以上前なんですか…(遠い目)。

それはともかく、徳山さん兄貴も好きだし、『最遊記』も好きな自分には嬉しい選曲だった。

閃烈の歌姫ロックシンガーと情熱の獅子王レグルス

続いてはゲストパート!Virtual Rock SingerのMaiRちゃんとともに奥井雅美さんの『空にかける橋』を披露。アニメ版『テイルズ オブ エターニア』の主題歌だ!

MaiRちゃんに関しては推しであるため何度か記事にしているが、改めて軽く紹介を…。MaiRちゃんはALIVE MUSIX(旧夢見坂学院)所属のVirtual Rock Singerであり、2018年から今日までの様々なイベントやライブで培ってきた確かな歌唱力で魅せてくれる、生粋の猛者である。全国7ヶ所をまわるライブツアーの開催(なんと入場無料!)も決まり、今ノリにノっている自慢の推しである。
皆MaiRちゃんの音楽Rock聴こうね!

そらちゃんとMaiRちゃんは同じビクターエンタテインメントに所属するレーベルメイト!MaiRちゃんがビクターさんに所属したときからデュエットしてほしいと思っていたので、嬉しい共演だ。

透き通る歌声のそらちゃんと力強い歌声のMaiRちゃん。声質の違う2人だからこその、羽ばたくような共鳴が美しい。数々のライブをこなしてきた2人のライブパフォーマンスも最高!

このツーショット、ずっと待ってたよ…!

MCの後はステージの紹介。サイドに映える桜の樹や巨大あん肝と3段ぬんぬんが居たりと、いつもより豪華なステージとなっていた。

獅子神レオナちゃんとはUNISON SQUARE GARDENの『シュガーソングとビターステップ』をデュエット!ユニゾンの曲良いよね~!

獅子神レオナちゃんはRe:AcT所属の歌姫であり、なんと言っても2023年におこなわれた第一回Vtuber歌唱王において圧倒的な実力で他を征して王者優勝者となったことは記憶に新しい。激アツな曲から、しっとり優しい曲まで幅広く歌いこなす実力者だ。『オーバードライブ・センセーション』すこ。

歌姫と王者のデュエットは圧巻の一言!先のMaiRちゃんもそうであるが、歌を生業としてきた方たちの歌は別格だ。

音楽繋がりとは言え、まさかレオナちゃんが来るとは思ってもみなかったので、発表を聞いた時は驚いた。所属を超えて、毎回様々なゲストの方が集まるのがそらちゃんのライブの魅力だと思う。

素敵なツーショットですなぁ


Go Next!!

さぁ、ここからはいよいよ新衣装お披露目!

成る程、こういう感じか!通常衣装をベースにしながらも、そらちゃんの好きなピンク色と白色で固める…言わばNewアイドル衣装といった印象を受けた。可愛い(かわいい)。

そんな素敵な新衣装で歌う1曲目は『Chu‐Chu‐Lu』。4月の6周年記念ライブでも披露された甘〜いラブソングだ。

歌やダンスはライブからさらに磨きがかかり、蕩けてしまいそうな歌い方とどこかしっとりとしたダンスパフォーマンスにうっとり。そこにピンク色の新衣装がよく映えること!

客席からは野太い「チュッチュルチュー」のコールが聞こえてきそうだ。

続いては『Shiny Smily Story(2022 ver.)』を披露!オリジナルのSSSは結構歌われているけれど、リメイク版は中々珍しい気がする。…そうでもない?

自分語りになってしまうが、私は普段デジタル配信(m◯ra)で音楽を購入することが多い。で、そのm◯raで最初に買った曲が、何を隠そうオリジナルのSSSだったりする。豊洲NSSで生で聴いたことも相まって、私にとってかなり想い入れのある曲だ。

2019年から2022年、そして2024年今日まで、多くの出会いや喜びがあり、今や一大巨頭となったホロライブ。その影には様々な苦難や別れがあったことももちろん忘れてはならない。ただ、どれだけ事業が大きくなろうとも、どれだけ変化しようとも、あの頃2019年の想いは変わらずに持っていてほしい。誰に宛てた言葉ではないが、それがずっと見てきた私の願いだ。

MCでは新衣装のこだわりのお話。後ろで星がピカピカ光るのが特に可愛い!

さて、全体曲に引き続き、まだまだ続くホロライブのターン。Hakosハコス BaelzベールズちゃんとはEvery Little Thingの『Grip!』を熱唱した。原曲はEvery Little Thingが歌う、犬夜叉の七人隊編のオープニングテーマだ。

Hakos Baelzちゃん、通称べーちゃんはホロライブの海外部門であるHololiveENEnglishに所属しており、もっと言えばそのなかにあるユニット『Promise』のメンバーである。英語、日本語を操るトリリンガルである、ゲーム配信や面白雑談、面白企画など多岐に渡る配信内容で楽しませてくれる。

そんな多才なべーちゃんは歌も一級品!普段の歌枠でもみられるように、響く低音を得意としており、今回も素敵な歌声でそらちゃんとのデュエットを魅せてくれた。これだけ日本語のレベル高くてENなんだよね。エアギターもサイコー!

夏色まつりちゃん、博衣こよりちゃんと歌うのはホロライブサマー2023のメインテーマである『青春アーカイブ』。MVも含め、先のSSSとはまた違った意味でホロライブの歴史が詰まった曲だ。

博衣こよりちゃんはホロライブ6期生『holoX』の1人ずのー!である。ゲーム耐久配信や面白企画を得意としており、配信時間4時間超えはザラである配信モンスターである。叫びまくりのゲーム実況は見ていて飽きない。一方で音楽活動も精力的におこなっており、多数のオリジナル曲を出している。

対する夏色まつりちゃんはホロライブ1期生であり、ホロライブプロダクションを黎明期から支えてきた1人である。一見するととんでもない発言が目立つ彼女であるが、その実はファンであるまつりすさんをいつも大切に想っている、紛う事なきアイドルだ。ライブでは元気いっぱいの歌声と比類なきパフォーマンスで虜にしてくれる。

栄光はじまりの0期生であるそらちゃんと、ホロライブと共に歩んできたまつりちゃん、そしてこれからのホロライブを牽引していくであろうこよちゃん。この3人が並んでいるのが歴史を感じて胸にくるものがあった。

3人の磨き抜かれた歌とパフォーマンスは息ぴったりで、途中でMVを彷彿とさせるカメラワークもあったりして、ホロライブサマーやホロハニのときとはまた違った良さをみることができた。

そらちゃんを巻き込んだ3人の愉快なMCも面白かった。


燦たり輝け群青の星

そしていよいよ新衣装の全貌が明らかに!シルエットから袖のある燕尾みたいな服なのかな、と思っていたが、まさかブレザータイプとは!かつての母校がブレザータイプの制服だったので個人的に親近感が湧いた。いやはや、清楚というか青春というか…。

嗚呼可愛い

可愛いの権化であるそらちゃんが歌うのが『アイドル』。原曲はYOASOBIさんが歌うゴシックロック調のポップであり、話題沸騰中の『推しの子』のオープニングテーマである。

白状すると、自分はこの曲は齧った程度にしか知らないし、『推しの子』については恥ずかしながら全く知らない。なので原曲と比べての再現度や違いについてはよく分からない。

が、緩急を上手く使い分けて可愛らしさのなかに妖艶さを感じさせる歌い方は魅力的だった。パフォーマンスもオリジナルに忠実なのかは私には分からないが、クールでカッコ良かった。

次の曲は『Our Bright Parade』。2023年におこなわれたHololive 4th Fes『Our Bright Parade』で披露した全体曲であり、そらちゃんが1番好きだと公言している全体曲でもある。

以前も書いたが、私は『Our Bright Parade』をホロライブメンバーとファンが歌を通して互いに共鳴シンクロし合う曲だと思っている。ラスサビ前Dメロの「暗闇を満たすのは 君だ 僕だ!」という歌詞は強くそのことを感じさせてくれる。

そらちゃんの力強く美しい伸びやかな歌声と可憐なパフォーマンスがステージを彩った。全体曲はソロで歌っても歌い手それぞれの想いや歩みを感じ取ることが出来て好き。

今ホロライブプロダクションに感じているものは全てが良い感情ではないけれど、彼女が信じている限り、私も信じていたい。

しかしやっぱりブレザーは可愛いな…。ちなみにやっぱり袖も取れる仕様です。

そしてお誕生日記念グッズも販売中(6月17日 18時まで)!FCのカードがあるから忘れがちだったが、証明書みたいなのは確かにこれまでなかったのね。ほかにもラバーマットにミニそらちゃん2号と、どのグッズも素敵だけど、個人的にはカードホルダーがMUST!

実はいつもライブやイベントに持って行っている「カップジム」名札は、市販のカードホルダーと『Role:Play』の特典だったマスク…のストラップを繋げて使っている代物なので、これを期にホルダーを変えたいところ。ただ径的にストラップが入らなそうかな?そしたら今回の証明書(のコピー)とFCのカード(のコピー)を入れて2刀流だ!


idol's Pride

 

いよいよラスト!トリを飾るのはHoneyWorksハニワの『誇り高きアイドル』。4th Fes.でも披露した名曲だ。

いつも信じる夢横浜アリーナに向かって進んでいくそらちゃんにはこの曲が良く似合う。美しく澄んだ歌声で高らかに想いを綴っていく歌う

心配していた左足を庇うような仕草も古傷ではなく足を攣っていただけ(それでも辛そう…)らしいので一安心。思わず気になって、普段は書き終わるまで一切見ない振り返り配信を見ちゃったよね。

「バーチャルJK」は時を経て「バーチャルアイドル」へと昇華した。あの頃から今へ至る歩みは楽しいことや喜ばしいことばかりではなく、曲の歌詞のような苦難困難もたくさんあった。それらを乗り越え今こうして大ステージで歌い踊る姿はまさに誇り高きアイドル。

総じて、強く美しく羽ばたく彼女をこれからも応援し続けたいと強く想った最高のライブであった。

ゲストのMaiRちゃん、レオナちゃん、べーちゃん、まつりちゃん、こよりちゃん、関わった全て関係者の皆様、本当にありがとうございました!

そして1ヶ月くらい遅くなっちゃったけど…
そらちゃん!
改めてお誕生日おめでとうございます!!
これからもいつでも応援しているよ〜!


ここまでお読み頂きありがとうございました!
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