Muture|インクルーシブデザインワークショップ実施レポート
ワークショップ内容
今回のワークショップでは、2つのテーマに分かれて、インクルーシブなイベントをテーマにアイデアを参加者の方々と共に考えました。
盆踊り(夏祭り)
花火大会
ワークショップの冒頭には、レゴを使ってウォームアップしました。終始コミュニケーションが活発で、賑やかな雰囲気でスタートいたしました。CULUMUではアイスブレイクでレゴを使うことが最近多くなってきました。
次に、さまざまなNPOの声を集めたインクルーシブペルソナカードを使ったテーマの深堀りを経て、アイデアを一緒に考えるパートナーとなるペルソナを選びます。ここのパートナー選びがアイデア出しを行う上では、今後の展開に大きく影響するため皆さん慎重に選択されていました。
インクルーシブデザインの取り組みでは、リードユーザーの方々にプロジェクトメンバーとして参画いただき、サービスのアイデア出しから検証まで一心同体で取り組むことが多いです。
そして、参加者それぞれが各テーマごとに、これまでの経験を踏まえつつインクルーシブなアイデアを考案しました。さまざまな事業の広義なデザインに取り組まれているMuture様だけあって、アイデア出しのスピードや発展力は驚異的でした!
いよいよ、3時間のワークショップの醍醐味。それぞれのアイデアを全員でプレゼンテーションしました。どのアイデアも既存の枠組みや当たり前から良い意味で外れた斬新なプレゼンテーションばかりで、リードユーザーの視点を取り入れた素晴らしい提案ばかりでした。各メンバーの方に対して、みんなでフィードバックしたり、アイデアを追加する姿勢もMuture様のチームワークの強さを感じました。
最後に、弊社の川合からインクルーシブデザインに取り組む意義の一つに「Solve for one, extend to many(1人の課題を解決することで、より多くの人々にとって価値を作る)」という言葉をご紹介しました。
多様な人々の視点から、特定のニーズに気づき、課題を解決することで、結果として多くの人に価値を享受するプロダクトを創出できるポテンシャルがあることをご説明しました。
参加者の声
ご参加いただいたMutureのみなさま、ありがとうございました!
もし、皆さまの企業でもインクルーシブデザインの意義を見出し、特定のニーズを解決するプロダクトを創出したいとお考えでしたら、このワークショップの手法がぴったりです。「Solve for one, extend to many(1人の課題を解決することで、より多くの人々にとって価値を作る)」という言葉を胸に、参加者全員が共に新たな価値を生み出す場になるでしょう。ぜひ「インクルーシブデザインワークショップ」を実施してみませんか?参加者の創造力が生み出す成果に、きっとこれまでにない気づきと発見に出会える場となることでしょう。皆さまのご参加お待ちしております。
CULUMU主催
「インクルーシブデザインワークショップ」
多様性の理解を起点として、共創型のデザインアプローチを体系的に学ぶプログラムです。→詳しくはこちら