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けっきょく、お金は幻です


何が一番大切か?

本質をしらないと豊かさも幸せもつかめない
「日本一の個人投資家」 竹田 和平が語る、これからの時代を生き抜く指針

なぜ私の元にお金が集まって来たのか?

お金は大事なものですから丁寧に扱いますが、お金が無くても
人は幸せに生きられる。富は幸福の絶対条件ではないと考えています。

そういう思いがあったからこそ私の元にお金が集まって来たのかもしれません。

今は百年に一度の大不況だ!などと騒ぎ、底から脱却するすべも見つからない
様に言われています。でもそうなった原因は簡単です。

お金というものを過大評価しすぎたのです。

お金そのものは実物経済活動をサポートする支援役にすぎません。
その裏方を主役にすえてしまった。大きな幻想を世界中に振りまいたのです。

しかし、お金を本来の裏方に戻し実物経済を主役にすえなおせば
経済は立ち直っていく、これが道理なのです。

その幻想を見たためか?昨今の世情をみると生きるため、幸せに暮らすための
原則を見失っている人が多いように思います。

そのくせ人よりたくさんのブランド品を持っていたい、そんなことは人一倍
したがる。うんとすごいことを一日だけやるよりも小さなことでいいから毎日
少しずつやっていく、そんなことを見直す時期ではないでしょうか?

本当の商売上手は先ず相手に儲けさせ、お客さんに喜んでもらう
その遠回りをしているうちに利益がだんだん大きく育って自分のもとに
帰ってくると知っているのです。

お客さんの利から始めるのが遠いように見えて実は儲けの近道なのです。

株式投資で成功する秘訣も
凡に徹することが非凡に通じることを学びました。

先ず第一に 割安な株を買うこと
いいかえると値上がりを期待して買ってはいけないのです。

ここが極めて肝心なポイントです。

値上がりしそうだと感じる株はすでにみなが注目しています。
値上がりへの期待感間から買うのではなく値下がりの底を冷静に
見極めて買うことが肝要なのです。

また、配当利回りも大きなポイントです。
株式会社とは株主からお金を集めてその資金を活用して
利益を上げる役目を担っています。儲けがでたら
出資者に還元するのは道理です。

私が使っている株式を買う情報は四季報のみ
長く続いてきた老舗の本ですから
読者からのクレームもずいぶん受けてきたでしょう
それでも業界一番を守り続けている。この点を信頼しているのです。

株価は毎日変動していますよね?
しかし、その株価に合わせて会社の価値も変わっているのでしょうか?
答えは 否。 そんなことはありませんよね

ということは株と言うのは会社の価値よりも投資家の思惑や都合
で動いているのです。その会社の価値と株価のギャップを狙うのが
要諦なのです。

投資から利を得ることよりも、投資を通じて会社を育て、経営者を
育てる。そして社会にも貢献したいという気持ちが強いのです。

成功する人に共通するものは「人のため」という心

あなたの心はどんな感じですか?

自分の心は分かりにくいですが自我と真心の2つに分けて考えると
分かりやすいでしょう。

自我は「自分のために」という内向きな心
真心は「人のために」という外向きな心

です。
自分のため、自分のためと思いながら行動すると自我はどんどん強く
なります。反対に人のため人のために行動すると自我は小さく弱くなります。

自分でなく人の欲しいものを作ったり売ったりしなくては商売は成り立ちません。
自分よりも人を優先しないと成功もしない。それが商売であり投資の基本といえ
ます。

運を引き寄せようとして網を思い切り引いてはだめなのです。
力を吹いて先ず相手に引っかかることから始めなさい

すると運はブーメランみたいにあなたの元へ帰ってきます。

竹田 和平
けっきょく、お金は幻です。 サンマーク出版 より

お金は便利な道具でしかないと 理解することが
お金の呪縛から逃れられる。

私たちの生きる目的は幸せになること

お金のあるなしで 幸不幸を左右されない。

自分がしたいこと

誰かが喜んでくれること

を基準に仕事や行いを続けていけば

必ず幸せになれる。

幸せはそれぞれオリジナルのものでいいのだ❣️

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