過程の価値
藤居奈菜江さんの器を買いました。
小さなカップなので、飲み物なら色的にも緑茶などが合いそうですが、とりあえずテーブルの飾り用にしてみました。
上流から下流へと転がって綺麗に表面を削られて丸くなった川辺の石だったり、地層のような雰囲気が、土から粘土となり、また大地に戻ったような感じを受けます。
購入した多治見のお店、products storeの店員さんが作る工程を教えてくださって、それが面白くて買いたくなりました。
器そのものの良さに、プラス、作られるまでの工程を知る事で、その良さは倍増すると感じました。完成されたそのものの価値はたしかにあるけれど、買い手には簡単には見えない部分の、完成までの流れにはさらに価値があると、ふと思った作品でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?