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大人気テイスト「インダストリアル系」の魅力とは!?

本日はインテリア業界で今最も人気のテイスト「インダストリアル」についてお話していきます。
今後リノベーションを考えている方に少しでも新しいアイデアが提供できたら幸いです。

インダストリアルと聞くと、何となくイメージできるという方が多いと思いますが、インダストリアルのテイストって実際にどうすればできるの?
そんな疑問をお持ちの方にぜひ読んでいただきたいです。

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そもそも「インダストリアル」って!?

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上記の3つの写真でインダストリアルテイストの空間はどれだと思いますか?
 
 
 
正解は……
 
 

Aです!

「インダストリアル」は工業的・無骨・USED感がキーワードになります。
インダストリアルは日本語では工業的という意味になりますよね。
その名の通りインダストリアルというテイストが生まれた時代は機能性や実用性が高く評価された家具、室内設備が多く世に出た時代でした。

歴史としては

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1920年代初頭…
インダストリアルという言葉がアメリカで使われ始めました。
 
 
1920年末~1930年代…
デザインの優劣が製品の売り上げさえ左右することが次第に認識されるようになった時代です。大量生産・大量消費の時代を迎え、短期間のモデルチェンジなど、市場の要望を消化し反映するという必要から出現してきました。機能性や実用性を重視した商材が評価されはじめました。
 
 
1930年代以降…
1930年代以前は手作業が中心だった製造業はいよいよ機械生産に移り、この時代独特のインテリアや建築様式が生み出されました。

こうしてみるとインダストリアルデザインの魅力に納得ですね。
必要な設備、構造をありのままに受け入れてそれをあえて「見せる」シンプルな考え方ですが、だからこそカッコよく仕上がります。


「インダストリアル」の特徴は!?

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それではリノベーションをする際にどんな要素を入れたらインダストリアル風になるのでしょうか?
いくつかご紹介致します。

特徴その① 天井現し(コンクリート打ちっ放し)・モルタル仕上げ

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仕上げ材を使わずに、コンクリートの型枠をはずしたままの状態で仕上げる手法のことです。
コンクリートを打ち込んだ面をそのまま壁・天井として使います。

無機質な印象を与えるため、デザインにこだわりたい方にはオススメです!!!
建物が建てられた時期や配管方法によって天井現しに向いている建物などがあります。

また、ヒビ割れによる雨水の浸入中性化による鉄筋のさびなどが起こりやすいため、コーティングなどの防水処理を施す場合が多くなっています。

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床をモルタル仕上げにすることで一気にインダストリアルテイストになりますね!
滑らかさと艶やかさがありながらも、ところどころに現れたクラックと塗りむらがあることで、その家の表情になります。

清潔に塗装した白い壁との対比もおもしろいですね!

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特徴その② ダクト・鉄管現し

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まず、ダクトとは換気や空調設備の通路として利用される配管のことをいいます。
必ずご自宅にある設備になります。
亜鉛メッキ鉄板などの材料を切断・曲げ加工して四角形の箱状のものを作り、
建築物の天井内などに設置されています。

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続いて鉄管とは電気の配線工事で使われる電線管のことをいいます。

最近ではダクトと鉄管をあえて隠さず、空間にそれらの存在を出すことで意匠的でその家にしかない個性が出てきます!

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このように現しの壁や天井に這わせて、スイッチや照明機器を直付けする手法がとても人気が高いです!


特徴その③ ステンレス素材

ステンレスの特徴は、錆びにくくそして汚れにくいことです。
錆びにくいことに加えて、腐食や熱、酸などにも強い優れた性質を持ち、加工もしやすいため、家庭用品や建築用を始め、さまざまなものに広く用いられています。

例えばキッチンやスイッチ、コンセントプレートなどで使用しています。

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キッチンはやはり掃除をするのが大変ですが、天板以外もステンレスにすることで非常に衛生的で掃除がしやすく、キッチンをいつまでも清潔に保つことができます。

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このスイッチはトグルスイッチといいます。
トグルはダッフルコートに使うボタン代わりの留め木の名称で、形が似ているために名付けられたそうです。

細部のところまでしっかりインダストリアルな空間を追求すると空間に統一感が生まれます。
そのため、このようなスイッチを設けることでよりかっこいい空間になります!

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空間のどんなに小さな部分でも意匠的なところをしっかり追求していくと部屋がしっかりまとまり、居心地のいい部屋になります!


特徴その④ 異素材の組み合わせ

無機質な素材(金属・コンクリートなど)と布や木材などの自然の素材を組み合わせた家具や空間もインダストリアル空間を作るにはかかせません!

重厚感の中に洗礼された雰囲気が空間の中でうまく調和されています。

そこで自社が異素材で組み合わせたものが次の事例になります。


Cuesutidoのインダストリアルなリノベーション事例を一部紹介

【タイル×コンクリート】

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コンクリートの天井と、むき出しの配管がインダストリアルなキッチン。
天井下の壁はタイルを取り入れて、あか抜けた印象に!
またステンレスキッチンが際立ってますね!!!
スッキリとしたデザインなので空間にとてもマッチしています!

【木材×鉄】

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こちらは吊り棚になります!
木と鉄は合わなそうで実はとても合います
木と鉄の組み合わせは重すぎず、シンプルでうまくまとまっている印象に。

【木×陶器】

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木材をふんだんに取り入れた洗面所です。
最近よく見かける組み合わせですね!

カウンター部分が広めにとられているので、モノを置くスペースがしっかり確保できます。
また木の風合いと真っ白の綺麗なシンクで清潔があふれる組み合わせになっています。


インダストリアルの良さが伝わりましたでしょうか?!

従来は設備関係をすべて隠していることの方が多かった住宅デザインですが、今では意匠としてあえて見せることが空間にアクセントを与えたり、トレンドとなっています!
実は私たちが普段何気なく触れていた素材が、ここまでインテリアとしてよく見せられるアイテムだとは!!!!

隠すことでかっこいい空間と、見せることでかっこいい空間。
2種類あると思いますが、今回のインダストリアルは「見せる」デザインですね。

個人的に私はインダストリアルな空間の無駄な装飾を省いて、シンプル イズ ベスト!!なところがとても気に入っています!

今回も最後まで読んでいただきありがとうございます!
次回もお楽しみにしてください!!

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