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真の自転車道整備/2007.07.13

自転車が「歩道」を走る。
日本では誰も意識せずに走行する。
でも本当なら歩道は歩行者優先。
だけど自転車が歩道を限定的に走れる法律が
決まったのは約40年前にさかのぼります。

時代は「交通戦争」と呼ばれていた時代。
交通事故が今とは比較にならないほどの
すざましい事故数がありました。
そのために暫定的に歩道を通行可とした。
それから交通事故が激減した現代に
一番危険なのは歩道かもしれません。

歩行者はもちろん、自転車のみならず
どこでも歩道は走れるという勘違いが
これからの第二の交通戦争になる可能性を
はらんでいます。

自転車利用者の多くは実は歩道はどこでも
走れるわけではないし逆にほとんどの歩道は
自転車走行禁止(道交法違反)ということが
周知されていないのです。

更に近年は短距離移動の道具(電動キックボード)など
がこの戦争に加わりました。
何度も言うようですが多くの歩道は通行できません。
また歩行者が怪我すればほとんどの確率で
歩行者に非があることが証明されません。

それなのに走行する。
みんなが走行している。
そんな乗り手は全員が違反だから
気付かない。

もう一つ大事なこと。
歩道駐輪」も違反です。
誰でもやっているこれらの違反は
これから施行される青切符制度で少しは
軽減されるかもしれませんがそれでも
加害者になることは簡単。
みんなが加害者になります。

もちろん歩行者としてこれからの交通戦争に
巻き込まれませんように


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