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昔話/2007.08.10

昔の真実です。もう時候なので。
国別対抗のレースの中である国の関係者が
私たちに相談してきました。
要するにズルがしたいから力を貸せと。

ある国の名前はブログに記しています。
当時はまだメカニックとしての駆け出し時代。
だから少し迷いましたが笑
改めて感じるのは「ホームアドバンテージ」と
いうのはこんなことかと。
もちろん、使える色んな手段は使います。
でもやったらダメだなという事は当然あります。
自分のミスやズルを他責にすること。

何でも使うけどそれはダメ。
それは人間の尊厳に関わるよなって思いました。

自転車の世界ではヨーロッパは憧れなんです。
その憧れが崩れた最初だった気がします。
あの野球選手が昨年の決勝前に
「今日だけは憧れを止めましょう」
言った。
もちろん文化や経験の長さは変えられません。
でも、スポーツってそもそも戦争を起こさないために
国別対抗があるのでその時は相手に憧れるのは
止めて勝つために集中する。

もちろん、自分たちからそんな相談をすることは
無いのですがそもそもレースの場ではそういうことから
レースが始まっているんだと感じるのです。
そんな経験が私の仕事のベースにあります

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